服部 金太郎の名言 Kintaro Hattori

服部 金太郎(Kintaro Hattori)Wikipediaより

チャンスをとらえたのではない。
正直に努力しているうちに、発展すべき機運が自ら、やってきたのだ。

服部 金太郎 Kintaro Hattori

服部時計店(現セイコーホールディングス)の創業者 1860〜1934


服部金太郎さんの人生のモットーは、

急かず、休まず。


誰しも、自分の思い以上に、何かに突き動かされるように、物事が進んでいく体験はあるでしょう。

これは、植物との交流で、言いたいことがわかってしまう感覚や、思感でやるべきことが見えてしまう感覚と、とても似た感じがあります。

チャンスは、やるべきことを、やり続けていれば、このような感覚で必ずやってきます。

あまりチャンスを探そう、掴もう、とはしない方がいいでしょうね。

事が成就するためのエネルギーが、閾値を超えてくれば、一気に成就は進んでいくものです。

それが、自然界の自然な原理です。

この閾値を超える前に、エネルギーの放出、チャレンジを、やめてしまうケースがあまりにも多いですね。

急いでもダメです。
立ち止まっても上手くいきません。

必要なエネルギー量を蓄積していくには、無理ではなく、チャレンジを、休むことなく続けていくことが、最速、最良の方法です。

ぜひ、チャンスを呼び込んでください。

服部金太郎さんの、こんな言葉もありました。

私が他人より優れたものがあったとするなら、それはつねに世間より一歩だけ先んじて、仕事をすることを心がけていた点である。
この一歩だけ先んずることは、いちばん大切なことで、何歩も先に進みすぎると、世間からかけ離れてしまう。
そうなると預言者である。
商人は預言者ではない。


正直は最善の商道である。
外国商館が私の小さな店を信用し、何ぞざん新なものとか、何ぞ珍しい時計でも入荷すると、他の店よりまず私の店に売ってくれた。
私の店に来れば、時計は豊富で、おのずから客足が多くなり、ここに店運発展の機運を形成するに至った。


(浜本哲治)

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