木村 義雄の名言 Yoshio Kimura

木村 義雄(Yoshio Kimura)Wikipediaより

誰にでも全盛期はある。
問題は、そこをどれだけ長く続けられるかだよ。

木村 義雄 Yoshio Kimura

将棋棋士 十四世名人 1905〜1986


木村義雄さんのこんな言葉もありました。

将棋が強くなるのは番数ではない。
いかに質の高い血の出るような将棋を指すかだ。


自然界ではその原理によって、現状などを維持しようとするとそれは後退していくことになります。

その原理は簡単ですね。
自然界で厳然とはたらく法則によって、目指したものに対して上手くいって8割が実現すれば良い方だということになります。

この原理を維持に活用するのであれば、どうしても維持したいレベルを最低でも8割にした目指すレベルを設定することです。

ただ最高に上手くいって8割ですから、もっと高いレベルを真剣に目指していないと、当たり前に実現していく維持したいレベルにはならないでしょう。

人間の場合、維持したいものがあるとどうしても維持することを目指しがちです。

これでは良く行って維持することの8割が実現レベルですから、どんどん後退していくことになります。

もちろんこの8割の実現レベルを成就していくにも、単に繰り返していればいいというものではありませんね。

同じことをただ繰り返していただけでは、これも8割の実現レベルの法則が働きますから、そのクオリティはどんどん低下していくことになります。

単に数合わせをしてもあまり効果的ではないこと、それどころか8割の実現レベルも維持できないことは自然界の法則によるものです。

本当のチャレンジはあるレベルに到達してからでしょう。

そこからどれだけ上を見据えられるか。

無限に可能性のある自然界では、どんなレベルに到達しても必ずさらなる上があります。

それをどれだけ明確に見据えられるかですね。

あなたの素晴らしい才能には、自然界の法則に則った目指すものを授けてあげてください。

また木村義雄さんのこんな言葉もありました。

やや不利はやや有利に、やや有利はやや不利につながるがこれはたいしたことではない。
絶対有利が最大の危機であり、絶対不利は絶対有利に通じる。
勝負は最後の一手を指し終えた時に決まる。


(浜本哲治)

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