ピエール・ド・クーベルタンの名言 Pierre de Frédy, baron de Coubertin
自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである。
ピエール・ド・クーベルタン Pierre de Frédy, baron de Coubertin
フランスの教育者、近代オリンピックの創立者 1863〜1937
クーベルタン男爵のこんな言葉もありました。
オリンピックで最も重要なことは、勝つことではなく参加することである。
同様に、人生において最も重要なことは、勝つことではなく奮励努力することである。
肝要なのは、勝利者になったということではなく健気に戦ったということである。
アスリートに限らず、自然界の人生に言えることでしょう。
ともすると人間はこの大原則を忘れてしまい、勝ち負けばかりに囚われてしまい、チャレンジではなく無理をしてしまったり、安易に楽をしようとしたり、本質から外れた方向に進んでしまいがちです。
どんな競技であっても、どんな人生のチャレンジであっても、自分自身とひたすら向き合って自分を超えていくチャレンジを見失ったら、そのチャレンジはあまり意味のないことになるでしょう。
現代の人間界は、その多くが本質を外れた無理をしています。
勝たなければ、得られなければ意味がないと考えがちですが。
これは逆で、真のチャレンジができていないから、必要な結果を得ることができないだけでしょう。
あなたの素晴らしい才能には、他と比べたり、他に勝つことではなく、自分を超え続けていく使命を授けて、真にその才能が輝き続ける環境を与えてあげてください。
(浜本哲治)