石川 達三の名言 Tatsuzo Ishikawa
若い人たちはよく「生き甲斐がない」と言います。
しかしそれは当たり前です。
孤立した人には生き甲斐はない。
生き甲斐とは人間関係です。
石川 達三 Tatsuzo Ishikawa
小説家 芥川賞受賞者第一号 1905〜1985
自然界の生き甲斐は、真の夢にチャレンジしていく中から生まれてきます。
我欲を満たすためや、手段や過程を目指すことは、目指すものとしても行き詰まってしまいますし、そこからは生き甲斐や幸せは引き出されません。
自然界で目指すべき真の夢は、大切な存在の幸せを実現していくことです。
そのための愛であり、手段があります。
そこには必然的に存在との関わりが出てきます。
独りよがりの愛では、届ける存在の幸せを実現していくことは難しいでしょう。
もちろん自分自身の満足のためでは、届ける愛とは言えないでしょう。
そこには幸せも、満足感、充実感、生き甲斐も出てこないでしょう。
生き甲斐を感じられない人生になっているとしたら、まず自分自身が何を目指しているのかを、その目指しているものが自然界の原理に沿った夢になっているかを感じてみることです。
自分に夢のベクトルが向いている存在は、自然界では、どんなに周りに多くの存在がいても孤独感に苛まれることになります。
あなたの素晴らしい才能も、大切な誰かの幸せのために使われてこそ、その真価を発揮できるものです。
これまでに紹介した石川達三さんの言葉です。
(浜本哲治)