山本 五十六の名言 Isoroku Yamamoto
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたかなどと言うな。
何ができるかとその可能性を発見してやってくれ。
山本 五十六 Isoroku Yamamoto
大日本帝国海軍の軍人 連合艦隊司令長官 1884~1943
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
「今どきの若い者は」という言葉はここ最近のことではなく、数千年に渡って言われ続けていることです。
それだけ人間界は進化していないということかもしれませんね。
そしてこのあまり意味のない言葉を言わないことと同時に「可能性を発見しれやれ」というこの言葉が非常に重要なことになります。
自然界には無限の可能性があり、それは誰にでも同様ですが、ただ時間も等しく誰にでも有限であることが事実です。
無限の可能性を少しでも深く追求していくには、明らかに時間が多い方が有効です。
それだけ若い人には多くの可能性があるということですね。
それを踏まえた上で考えると、実年者は嘆いてばかりいるのではなく、せっかく与えられたより多くの時間を有効に活用して、与えられた才能や能力を効果的に発揮できるように導いてあげることが責務でしょう。
無限の可能性を有限の命の時間でどこまで追求できるかが、自然界で授かった生と天賦の才の使い方です。
立ち止まったり、嘆いたり、文句を言っている時間は本当にもったいない時間です。
ぜひ自分の可能性、後に続く人たちの可能性を引き出すための時間にしていってください。
山本 五十六さんのこんな名言もありました。
私の皿廻しは、昨今の仕入物ではなく、四歳の時からの仕込みだ。
山本 五十六の名言
死生命あり、論ずるに足らず。
山本 五十六の名言
冬はこれ永久の良師たり、雪はこれ普遍の友たり。
山本 五十六の名言
常在戦場(じょうざいせんじょう)
山本 五十六の名言
人は誰でも負い目を持っている。
それを克服しようとして進歩するものなのだ。
山本 五十六の名言
これまでに紹介した山本 五十六さんの名言です。
(浜本 哲治)
ロンドン滞在中の山本 Wikipediaより