二葉亭 四迷の名言 Shimei Futabatei

二葉亭 四迷(Shimei Futabatei)Wikipediaより

自心に苦悩が有る時は、必ずその由来する所を自身に求めずして他人に求める。
求めて得なければ天命に帰してしまい、求めて得れば則ちその人を媢嫉ぼうしつする。
そうでもしなければ自ら慰めることができない。

二葉亭 四迷 Shimei Futabatei

明治の小説家 1864~1909
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


媢嫉ぼうしつ(冒疾)は「妬み憎む」こと、通途つうずは「ありふれた」の意のようです。

これをやってしまいがちな人間界ですが、これは自然界の原理、自然を理解していないからだと言ってもいいでしょう。

自然界で起こることは全て必然で必要で最良のことしか起こりません。
自分自身が遭遇することは全て自分自身が放ったエネルギーに呼応して起こることです。
このことを理解するだけでも、自然界での人生は愉しくなってきます。

環境や他にその要因を探し始めるとどんどん不自然なストレスを自分自身の心身の中に溜め込んでしまい、結果として心身の病に至ってしまいます。

自然界の存在は全て、自身を進化させることのみに注力して人生を過ごすことで、最大の恵みを受け取ることができます。

どうぞどこまでもシンプルで奥深い自然界の真理を理解して、自然界の自然に沿って生きていってください。
それが結局あなたを幸せに導いてくれることにすぐにでも気づかせてくれますよ。

二葉亭 四迷さんのこんな名言もありました。

かりそめにも人を愛すというからには、必ず先ず互いに天性気質を知り合わねばならぬ。

二葉亭 四迷の名言

小説文壇に新しき光彩を添なんものはけだしこの冊子にあるべけれと感じて甚だ僭越の振舞にはあれど、ただ所々片言隻句の穩かならぬふしを刪正してついに公にすることとなりぬ。
合作の名はあれどもその実、四迷大人の筆に成りぬ文章の巧なる所趣向の面白き所はすべて四迷大人の骨折なり主人の負うところはひとり僭越の咎のみ。

二葉亭 四迷の名言

人生は青年の上に限りやしない。老年者の上にも意味深い人生のあるものがある。

二葉亭 四迷の名言

人生の困難に出遭って、独りで苦悩して独りで切り抜けると云うは俊傑(すぐれもの)のする事、並や通途(つうず)の者ならばそうはいかぬがち。

二葉亭 四迷の名言

いや、人生は気合だね。

二葉亭 四迷の名言

かりそめにも人を愛すというからには、必ず先(ま)ず互いに天性気質を知り合わねばならぬ。

二葉亭 四迷の名言

私は奮闘さえすれば何となく生き甲斐があるような心持がするんだ。

二葉亭 四迷の名言

凡人は存在の中に住(じゅう)す、其一生は観念なり、凡人は成人の縮図なり。

二葉亭 四迷の名言


これまでに紹介した二葉亭 四迷さんの名言です。

(浜本 哲治)

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