北村 透谷の名言 Toukoku Kitamura

北村 透谷(Toukoku Kitamura)Wikipediaより

人は自然に背いて栄ゆること能わず。

北村 透谷 Toukoku Kitamura

評論家 詩人 1868〜1894
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


いつの頃からか人間は自分たちが自然界の支配者であるように振る舞っています。
そして人間界のローカルルールが最優先になってしまって、自然界の基本ルール、自然界の自然がわからなくなっていますね。

昨今は自然を守る動きも多くなっていますが、これも自然界の自然からはズレているものも多いでしょう。

そしてこの問題は、誰かが、大きな力が何とかしてくれると多くの個人は考えて、これまで間違った方向に突っ走ってきた道を全力で駆け抜けいます。
これでは必ずそう遠くない段階で人間界は行き詰まってしますでしょう。

取り返しのつかないことになる前に、どうぞまずは自然界の自然が何であるかを学び、理解してください。
それは目の前にある小さな自然なままの植物たちとできるだけ長い時間触れ合っていけば教えてくれます。

そしてその小さな自然のままの自然をあなたが守っていってあげてください。
その輪が広がっていってこそ、人間界が自然界から淘汰されずに残されていくことになりますよ。


北村 透谷さんのこんな名言もありました。

心はパンによりて活きず、霊によって生くるものなり。
心の生くるところに独立あり。

北村 透谷の名言

つらつら人間の一生を見るに、罪ということよりも、罪ということを自ら知らざるものほど大なる罪人はあらじと思わるなり。

北村 透谷の名言

人間の心の生涯は心の経験なり。
心とは霊魂の謂にして、人間の命の裡の生命なり。

北村 透谷の名言

頭をもたげよ、而して視よ、而して求めよ。

北村 透谷の名言

君知らずや、人は魚の如し、暗らきに棲み、暗らきに迷ふて、寒むく、食少なく世を送る者なり。

北村 透谷の名言


これまでに紹介した北村 透谷さんの名言です。

(浜本 哲治)

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