エマニュエル・シャルパンティエの名言 Emmanuelle Marie Charpentier

エマニュエル・シャルパンティエ(Emmanuelle Marie Charpentier)Wikipediaより

個人的には、何世代にもわたって受け継がれるいくつかの遺伝的形質を変更する目的で、ヒトの生殖細胞系を操作することは許されないと思うのです。

エマニュエル・シャルパンティエ Emmanuelle Marie Charpentier

フランス出身の生物学者 2020年ノーベル化学賞受賞 1968〜


人間界の化学、科学、医学などの進歩は、無限の可能性のある自然界の解明には素晴らしいことなのですが、その使い方次第では自然界の自然から大きく逸脱してしまうこともあります。

それはそのまま人間界の存続、自然界からの淘汰の問題になっていく可能性が大きくなります。

こういう問題はどんな分野であっても必ず起こりうるものです。
自然界の自然から逸脱しないようにするためにも、一人ひとりが常に自然界の自然を感じながら過ごしていくことが大切になるでしょう。

この問題は今を生きる私たちだけのものではありません。
むしろ未来の子供たちに大きく関わってくる問題です。

あなたが追求している分野でも、究極のところまで追求が進むほどに、自然界の自然から離れてしまう道も見えてくる可能性がありますから、どうぞ常に人間界の常識ではなく、自然界の自然を常々感じて、日々軌道修正していくチャレンジを忘れないでください。

全てのことは自然界の自然に沿ってこそ、今も未来も幸せを感じられるものになっていきますよ。

エマニュエル・シャルパンティエさんのこんな名言もありました。

私は1990年代の典型的なフランス人学生でした。
短い修学旅行の後、残りの人生を家で過ごすことになるだろうと想像していました。

エマニュエル・シャルパンティエの名言


(浜本哲治)

ドイツのベルリンにあるマックス・プランク感染生物学研究所 Wikipediaより
ドイツのベルリンにあるマックス・プランク感染生物学研究所 Wikipediaより

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