中村 紘子の名言 Hiroko Nakamura
ピアノの練習っていうのは、私にとっては、音楽をピカピカに磨いて磨いて自分の理想に近づけることだから、その過程が楽しいのよ。
中村 紘子 Hiroko Nakamura
ピアニスト 1944〜2016
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
どこまでも尽きない理想への探究。
自然界の人生で、これほど素晴らしいものはありませんね。
無限に可能性のある自然界では、どんな能力も無限に磨き込む余地があります。
その途中で満足してしまって、磨くことをやめてしまえば、すぐに後退が始まってしまいます。
そしてその磨き込んでいく過程である、目の前の今の中にこそ全てが存在します。
夢の実現も、目の前の今の中にあって、その延長がさらなる高みです。
過去を活かしていくのも、目の前の今の中でこそできることです。
どうぞいつまでも満足することなく、さらなる高み、理想に向けて、あなたを磨き込んでいってください。
そんな人生こそが充実感、満足感、幸福感をひしひしと実感できるものですよ。
中村 紘子さんのこんな名言もありました。
人間はこの現実社会で満たされない夢を何かに託すことがエネルギーになるんですよね。
中村 紘子の名言
もうドイツなんかでもピアノをやっている人なんかいないですからね。
ですからベルリン・フィルなんかも質が落ちてしまったし、今は大変みたいです。
中村 紘子の名言
ウィーン・フィルが何故うまくいっているかというと、オーストリアはハプスブルグ家の遺産の観光資源で食べているわけですね。
だから国家の財政の為に投資もしているんです。
ザルツブルグはまさにその典型で。
冬のザルツブルグは変な言い方ですけど、お化粧をおとしたおばあさんみたいに最悪。
中村 紘子の名言
クラシック音楽に対して日本が国をあげて音楽イベントやることが良いか悪いかは別にして、経済効果というものをもう少し考えるべきだと思いますね。
中村 紘子の名言
ちょっとでも時間があればピアノを弾いています。
中村 紘子の名言
ピアノはレッスンや試験といったことと関係なく弾いているときは本当に楽しいんです。
でも、こんなに楽しいものが当時子供だった私にとっての社会と結びつくとどうしてこんなにつまらない、辛いものになるんだろうと。
それが不思議でした。
中村 紘子の名言
日本の先生たちの古い考えに反発して日本にいられなくなってしまったんです。
中村 紘子の名言
桐朋ではピアノを弾いてるのは女の子ばかりで、男の子なんて100人の中に2人ぐらいしかいなかったんですね。
ですが、ジュリアード行ったら上手いのはみんな男の子で、しかも私なんか逆立ちしてもかなわないぐらい上手くて。
あの頃のジュリアード音楽院のピアノ科は黄金期の最後だったんですよ。
中村 紘子の名言
(浜本 哲治)