江崎 玲於奈の名言 Leona Esaki

江崎 玲於奈(Leona Esaki)Wikipediaより

一般的に日本の若者は「こうやれ」と言われるとよくできます。
しかし、自分から何かを発見する事は苦手です。
それに挑戦する精神も乏しい。
日本の学問は、ものを習う「修得型」で、何か新しい事に挑戦する「探求型」が不足している。
というより「探求心」の教育を受けていないと言っていいと思います。

江崎 玲於奈 Leona Esaki

物理学者 ノーベル物理学賞受賞者 1925~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これは今の若者と言うよりは、日本の全世代に言えることなのかもしれませんね。

深く探求すること、新たにチャレンジすることを育む環境にはなっていません。

またチャレンジをすれば上手くいかないことも出てきますが、失敗や再挑戦を許容する社会にもなっていないでしょう。

確かに教育環境も、世界の中で学力が落ちたから、詰め込めば上がるだろうという発想も短絡的ではありますが、やはりいちばんの教育の場は家庭でしょうね。

どんな教育環境であろうと探究心をいちばん育めるのは家庭ですし、チャレンジすることの大切さをいちばん感じるのは親の姿でしょう。

興味のあることをとことん追求させてあげれば、学ばなければならないこと、自ら学ぶことの楽しさを知って勝手に学ぶようになります。

これを中途半端にしていると、学ぶ楽しさも学ぼうとする範囲も小さく狭くなってしまいます。

それぞれの家庭で探究心とチャレンジ精神を醸成できて、不自然な詰め込み教育や見栄で学歴を作ることを必要としなくなれば、勝手に教育環境も変わっていくでしょう。

今は。。。というか、ずいぶん以前から学歴だけで幸せな人生は送れないことは多くの人が気づいているはずなのに、そういうことをやめられないのも「右に倣え」「大勢に沿っていけ」の日本人の特質でしょうね。

どんなことにも言えることですが。

体制を批判するよりは、個々人の思いの現れが体制になっていることにそろそろ気づいていくべきでしょう。

またどんな体制の中でも、その意志さえあればどのようにも天才や能力を育てていくことは出来ます。

そして未来を担う子どもたちの創造力、探究心、挑戦心を育てていくには、あなた自身がお手本になることです。

今の子どもたちがもしこの言葉のようであるとするならば、それはその子どもたちを育てている私たちの世代が、そうだと言うことは間違いのないことでしょう。

また子どもたちが得意分野を伸ばしていこうとしている時、どこを目指して欲しいと思うでしょう。

どうせやるならてっぺんを目指して欲しいのではないでしょうか。
それにはやはりお手本がまず目指すべきでしょう。

子どもの未来を創ること変えることは、社会の未来を創ること変えることです。

組織やそのメンバーはリーダーの器以上にはなかなか大きく育ちません。

リーダーがひたすら自分自身を磨いて、その器の大きさで引っ張っていって、最後には子どもやメンバーにあなたの器を超えさせること。

これが親としてリーダーとしての大きな役割と喜びでしょう。
サポートするのは当たり前です。

どうぞあなたの後ろ姿、器で育ててあげるのが、最高のサポートになることを感じてください。

子どもたちの未来も日本の未来も、あなたがどういう夢を目指してチャレンジしているかで見えてくると言うことですね。

江崎 玲於奈さんのこんな名言もありました。

あらかじめ進歩が組み込まれた文化であるということ。
これが科学の特徴です。

江崎 玲於奈の名言

人間が成功する条件というのは、個性的なタレント(才能)、それを磨くためのハードワーク(努力)、そして人知を超えたチャンス(運)。
この三つの組み合わせであると思います。

江崎 玲於奈の名言

ノーベル賞を取るための五つの「してはいけないこと」
従来の行きがかりに囚われすぎてはいけない。
他人の影響を余り受けすぎてはいけない。
無用なものは全て捨てなければならない。
戦うことを避けてはいけない。
何か絶対的なものを信じすぎてはいけない。

江崎 玲於奈の名言

すぐれた科学者は一芸に秀でた人間というよりも、むしろあらゆる視野を兼ね備えた教養人です。
この幅広く、多角的な視点を持つということが、創造性の原動力になるのかもしれません。

江崎 玲於奈の名言

自分らしい生き方をするためには、自分を主張し、自分を守るために戦うことを避けてはいけない。

江崎 玲於奈の名言

人間の遺伝情報が解析され、持って生まれた能力がわかる時代になってきました。
これからの教育では、そのことを認めるかどうかが大切になってくる。
僕はアクセプト(受容)せざるを得ないと思う。

江崎 玲於奈の名言

誰しも成功を目指して努力をしているのですから、成功そのものは望ましいことです。
しかし半面、よほどの分別力を持たない限り、自惚れや自信過剰のために目が曇ってしまい、次から成功が難しくなります。

江崎 玲於奈の名言

挑戦した結果が失敗であれば、そのことを踏まえて新しい方向へ頭を切り替えることができるという利点が発生します。
私自身もたくさんの失敗を繰り返し、そこから学ぶ人生を送ってきました。

江崎 玲於奈の名言


これまでに紹介した江崎 玲於奈さんの名言です。

(浜本 哲治)

1959年6月27日、東京でソニーに勤務 Wikipediaより
1959年6月27日、東京でソニーに勤務 Wikipediaより

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