デール・カーネギーの名言 Dale Breckenridge Carnegie

時間は命そのものです。
時間を使うことは命を削ることですね。

その大切な命をどう使うか。
これは本当に大切なことです。

頭では分かっていても、
時間は永遠にあるもののごとく使っているのが人間かもしれませんね。

日常の中でなかなか体感することがないので、
一円のお金は大切に使っても、一秒をいかに大切に使うかには
無頓着になってしまうのでしょうね。

時間は最初に与えられて、
ただ減っていく一方で増やすことも出来ず、減っている実感もない。

お金は努力して得られるもので、
増減を体感できるものなので価値観が逆転しているのかもしれません。

しかしすべてのものは、あなたの時間、命と引き換えに得られるものですね。

この命を何にどう使っていくか、これには細心の関心を持つべきでしょう。

それによって、あなたが果たすべき使命や、
果てしない夢のどこまで辿り着けるかが決まってきます。

人間は本当にどうでもいいこと、どうにもならないことに、
この命を無駄に使う傾向にあります。

ここも自然の植物たちとの大きな違いでしょうね。

その結果として、自然界には愛だけが溢れ、
人間界には嫉妬や憎悪などが溢れることになっているのでしょう。

起こってしまったことや、
過去のどうにもならないことに心を奪われている一分一秒。
これにも命が削られていることになります。

またそこに心を向けなければ、触れなければそのまま消えていくこと、
例えば他人からの中傷などにあえて心を向けたり、触れたりする貴重な一秒が、
さらに命の時間を削らなければならないようにしてしまっていることが本当に多いですね。

そこで傷ついた心を癒すためにさらに命を使って、
それでも癒されないほどの病にまでなって、さらにさらに時間を削られて。
というような人間界になっていますね。

私はどうにもならないこと、どうでもいいことからは
すぐに心を離して、やるべきこと重要なことに心を向ける、
3秒でフォーカスシフトすることを色んなお手伝いをしている方々に、
最重要なこととしてお伝えしています。

成功を収めていく人と、なかなかそうなっていかない人の
小さくて、大きな差はこの辺りにありますね。

そしてこれは思考、心の習慣になっていきますので、
その差が日に日に大きくなっていきます。

命の時間をどこに向けるか。

特徴的に現れる思考習慣は、
例えば今日10のチャレンジをして1つ上手くいって9上手くいかなかったとして。

成功していく人は1の上手くいったことを喜び、
次のチャレンジの糧にしていきます。

そうでない人は上手くいかなかったことに時間をかけて心を奪われ、
意欲までも失っていきます。

この違いは、長い時間をかけてどこまで辿り着けるかを考えれば明らかな差になりますね。

今も刻々と使われているあなたの命です。

どうぞあなたの一秒を愛おしんでください。
そして出来るだけ多くの時間、命を、あなたの夢の実現のために費やしてください。

あなたの大切な命を、どこにどう使うか。
何よりも大切なことですね。

デール・カーネギーさんのこんな名言もありました。

（浜本 哲治）

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