見性院の名言 Kensyoin

見性院(Kensyoin)Wikipediaより

人は最大の目標にのみ直進すべきです。
小事に眼をくれてはなりませぬ。

見性院 Kensyoin

土佐藩の初代藩主「山内一豊」の妻 1557〜1617
Wikipedia


あなたの色んな夢を実現していくためにとても大切なことが、実現したい夢を過程にしてしまうことです。

また人生を最高に愉しむためにも、出来るだけ大きな究極と感じられる、あなたの人生の終わりまでに成し遂げたいことを夢に据えることです。

私はお会いした方によく夢をお聴きしますが、目の前の夢を持っている人は多くなってきていますが、人生の終着点とその時に実現していたい夢を明確に語ってくれる人は少ないですね。

先のことはどうなるか分からないから考えても仕方がない。

自分には大それたことは出来ないから、とりあえず目の前のことだけで。

今あなたが立っている場所を遠く離れた高い場所から見るのと、すぐ傍から見るのとでは見える世界の広さが違います。

その違いが、見える、感じられる可能性の違いになります。

目の前の障害物も遠く高いところから見れば石ころのように見えます。

近くで見ていると石ころも大問題に感じてきます。

1年後も30年後も不確定な要素としては大差ありません。

あなたはあなたが思った通りの人になりますから、自分には無理と思えば不可能になりますし、出来ると思えば可能性が見えてくるだけですね。

大きな夢に辿り着けるかどうかより、そこに向かう過程を愉しめるかどうか。

それがあなたの目指すもので決まってきます。

目の前の石で右往左往している人生より、大きな壁も乗り越えられる可能性が見えている人生の方がどう考えても愉しめる人生ですね。

あなたの才能がどれほどだとか、今や過去がどうだったかなんて、あなたのこれからにはあまり関係のないことです。

才能などは、その気になりさえすればいつからでもどれほどでも磨けます。

大切なことはあなたが何を思うか、どの地点、どの高さから今のあなたを見るかです。

何を思いイメージするかに才能は関係ありません。

自由なはずの思いに枠を設けて小さな世界で苦しまないでください。

どこまで遠くを、どこまで高くをイメージできるかであなたの人生の愉しみは格段に違ってきます。

目の前に聳えるように感じられてた人生の途中の夢も、世界や可能性が広がることで余裕で実現していけますよ。

(浜本 哲治)

「山内一豊と千代 婚礼の地」の碑 岐阜公園(岐阜市)Wikipediaより
「山内一豊と千代 婚礼の地」の碑 岐阜公園(岐阜市)Wikipediaより

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