ミゲル・デ・セルバンテスの名言 Miguel de Cervantes

ミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes)Wikipediaより

富を失う者は多くを失い、友人を失う者はさらに多くを失う。
しかし、勇気を失う者はすべてを失うことになる。

ミゲル・デ・セルバンテス Miguel de Cervantes

スペインの小説家 1547~1616
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間が勇気を失う場合の多くは、何かを失うことの怖れからですね。

勇気が必要な局面は様々ありますが、前に進むだけでなく、後退すること、止めることにも前進する以上に勇気が必要です。

前進も撤退も、休止も、それまでに築いたものを失う怖れとのせめぎ合いですが、決断を下す瞬間の怖れによる躊躇が、結局多くのものを失うことになっているケースは多いものです。

この怖れはすべてを失う覚悟を日頃から培っておくことで、余裕を持って決断できますね。

怖れに苛まれると結局無理をすることになります。
チャレンジではない無理をすると、これも結局失うものが多くなります。

失うことの怖れによって多くのものを失う。

例えすべてを失ったとしても、勇気さえあればいくらでも再起することは出来ます。

富などに執着しても、あなた自身は人生のゴールとともにすべて置いていかなければなりませんし、残しても循環、新陳代謝していつの間にかなくなるものです。

残すべき、また残っていく最高の財産はあなたの生き様でしょう。

あなたが夢にチャレンジして実現していく姿を見せることほど、素晴らしい残すべき財産は他にありません。

自然の植物たちはどこででも生きて行ける、まさに生き様の詰まった種子を残していくだけです。

あなたが夢を実現したいと思う心さえ失わなければ、他はすべて失ったとしても怖れることはありません。

その怖れを克服しておけば、勇気を持って賢明な決断が出来ますね。

ミゲル・デ・セルバンテスさんのこんな名言もありました。

真の勇気というものは臆病と無鉄砲との中間にある。

ミゲル・デ・セルバンテスの名言

君の友人を教えなさい。
そうすれば君がどういう人間か言ってみせよう。

ミゲル・デ・セルバンテスの名言

一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生にただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ。

ミゲル・デ・セルバンテスの名言

ペンは魂の舌である。

ミゲル・デ・セルバンテスの名言

喜劇で一番難しい役は愚か者の役であり、その役を演ずる役者は馬鹿ではない。

ミゲル・デ・セルバンテスの名言


これまでに紹介したミゲル・デ・セルバンテスさんの名言です。

(浜本 哲治)

ミゲル・デ・セルバンテス (著名なスペイン人の肖像画集,1791)Wikipediaより
ミゲル・デ・セルバンテス (著名なスペイン人の肖像画集,1791)Wikipediaより

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