川口 淳一郎の名言 Junichiro Kawaguchi
高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない。
川口 淳一郎 Junichiro Kawaguchi
宇宙工学者 工学博士 大学教授 1955〜
Wikipedia
「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務められていた川口淳一郎さんですね。
この言葉は、
「同じ目線のままでは、決して今の水平線は広がることはなく、新しいものは見えてきません。
特に若い方々には、たとえむちゃでも、はったりでもいいので、
とにかく思いっきり背伸びして挑戦してほしいと思います。」
という思いを込められた言葉のようです。
高い塔。高い志や夢を持つことで見える景色は変わってきます。
文字通り高い所に身を置くと、自分のいた場所を俯瞰することが出来ます。
夢へのチャレンジに手詰まりになったりした時に、まずは最初の志の観点に視線を置くことですね。
人間はスタート当初に掲げた夢や目標の地点から、
時間や経験を経るごとにいつの間にか自ら降りてきていることが多くなってきます。
そして日常に埋没するごとに忘れ去られてしまうこともあります。
高い夢や志は遠くにありすぎて、高過ぎて、
近づくためのチャレンジを続けていれば確実に少しずつでも近づいているのですが、
なかなかそれを日々の中で実感できずにいると、
元々誰しもそれほど強い心は持ち合わせていませんから、
見失ったり自ら降りてきてしまうことが多くなってしまいますね。
しかし何度でも昇ればいいんです。
そして重ねた経験を活かして、さらに高いところまで昇ることにもチャレンジしてください。
経験と時間が経過すると、知識や情報は過去に比べて多くなっているので、
観点を変えていけばさらなる高みを目指すことも可能になります。
経験を高みから降りる材料にするのではなく、さらなる高みを目指す原動力にする。
間違いなく高く昇れば昇るほどに広い景色を俯瞰できますから、
それだけ可能性も広がることになります。
年初に立てた目標や夢。
ここまでに何度その時のワクワク、ドキドキ感とともに感じたでしょう?
年初の夢が小さく低くなっていませんか?
1年後のあなたの夢に行き詰まっているのでしたら、
3年後、5年後のあなたに、あなたの夢に会いに行ってみてください。
夢から目、心を放さない限り道は必ず見えてきます。
川口 淳一郎さんのこんな名言もありました。
研究者は教科書、論文は読むな。オリジナリティの発見がない。
学んだことからはクリエイティブなことは出てこない。
自分で考えてやってみる事が大事。3ヶ月くらいは自分の頭で考えよ。
初めから安易に答えを求めるな。
川口 淳一郎の名言
いかに「妥協」ができるかが大事なんですね。
ただ「妥協」と言っても、ネガティブな意味ではありません。
それは目的を達成するためのステップを確実に進め、
最終的にプロジェクト全体を成功に導くための方法なんです。
川口 淳一郎の名言
机上の理論と実践が異なるように、
研究とプロジェクトは全くの別物であることを忘れてはなりません。
研究というのは究極を追求していく「終わりがないもの」ですが、プロジェクトは全く逆で、
期限が決められている中で成果が求められる「終わりしかないもの」です。
研究者は完璧にやり遂げようとしますが、プロジェクトとして及第点に達しているのであれば、
リーダーが「ここまででいい」と見極めて決断を下さなくてはなりません。
つまり「勇気ある妥協」が求められるのです。
川口 淳一郎の名言
どんなプロジェクトも予算、時間、人員が限られています。
決められた条件の中、理想のプロジェクトに近づけるためには、
何を切り捨てて何を死守するかを判断しながら発想を転換させ、
柔軟に対応していかなくてはなりません。
川口 淳一郎の名言
プロジェクトがスタートを切った後は、決めたことを着実にやっていくだけなんです。
いかにスタート前に明確な目的を持ち、それを実現するための準備ができるかで
プロジェクトの成否が決まると言っても過言ではありません。
川口 淳一郎の名言
これまでに紹介した川口 淳一郎さんの名言です。
(浜本 哲治)


2010年10月1日、国際宇宙会議にてデニス・モウラ(左)と Wikipediaより
川口 淳一郎の名言 Junichiro Kawaguchi
高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない。
川口 淳一郎 Junichiro Kawaguchi
宇宙工学者 工学博士 大学教授 1955〜
Wikipedia
「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務められていた川口淳一郎さんですね。
この言葉は、
「同じ目線のままでは、決して今の水平線は広がることはなく、新しいものは見えてきません。特に若い方々には、たとえむちゃでも、はったりでもいいので、とにかく思いっきり背伸びして挑戦してほしいと思います。」
という思いを込められた言葉のようです。
高い塔。高い志や夢を持つことで見える景色は変わってきます。
文字通り高い所に身を置くと、自分のいた場所を俯瞰することが出来ます。
夢へのチャレンジに手詰まりになったりした時に、まずは最初の志の観点に視線を置くことですね。
人間はスタート当初に掲げた夢や目標の地点から、時間や経験を経るごとにいつの間にか自ら降りてきていることが多くなってきます。
そして日常に埋没するごとに忘れ去られてしまうこともあります。
高い夢や志は遠くにありすぎて、高過ぎて、近づくためのチャレンジを続けていれば確実に少しずつでも近づいているのですが、なかなかそれを日々の中で実感できずにいると、元々誰しもそれほど強い心は持ち合わせていませんから、見失ったり自ら降りてきてしまうことが多くなってしまいますね。
しかし何度でも昇ればいいんです。
そして重ねた経験を活かして、さらに高いところまで昇ることにもチャレンジしてください。
経験と時間が経過すると、知識や情報は過去に比べて多くなっているので、観点を変えていけばさらなる高みを目指すことも可能になります。
経験を高みから降りる材料にするのではなく、さらなる高みを目指す原動力にする。
間違いなく高く昇れば昇るほどに広い景色を俯瞰できますから、それだけ可能性も広がることになります。
年初に立てた目標や夢。
ここまでに何度その時のワクワク、ドキドキ感とともに感じたでしょう?
年初の夢が小さく低くなっていませんか?
1年後のあなたの夢に行き詰まっているのでしたら、3年後、5年後のあなたに、あなたの夢に会いに行ってみてください。
夢から目、心を放さない限り道は必ず見えてきます。
川口 淳一郎さんのこんな名言もありました。
研究者は教科書、論文は読むな。オリジナリティの発見がない。
学んだことからはクリエイティブなことは出てこない。
自分で考えてやってみる事が大事。3ヶ月くらいは自分の頭で考えよ。
初めから安易に答えを求めるな。
川口 淳一郎の名言
いかに「妥協」ができるかが大事なんですね。
ただ「妥協」と言っても、ネガティブな意味ではありません。
それは目的を達成するためのステップを確実に進め、最終的にプロジェクト全体を成功に導くための方法なんです。
川口 淳一郎の名言
机上の理論と実践が異なるように、研究とプロジェクトは全くの別物であることを忘れてはなりません。
研究というのは究極を追求していく「終わりがないもの」ですが、プロジェクトは全く逆で、期限が決められている中で成果が求められる「終わりしかないもの」です。
研究者は完璧にやり遂げようとしますが、プロジェクトとして及第点に達しているのであれば、リーダーが「ここまででいい」と見極めて決断を下さなくてはなりません。
つまり「勇気ある妥協」が求められるのです。
川口 淳一郎の名言
どんなプロジェクトも予算、時間、人員が限られています。
決められた条件の中、理想のプロジェクトに近づけるためには、何を切り捨てて何を死守するかを判断しながら発想を転換させ、柔軟に対応していかなくてはなりません。
川口 淳一郎の名言
プロジェクトがスタートを切った後は、決めたことを着実にやっていくだけなんです。
いかにスタート前に明確な目的を持ち、それを実現するための準備ができるかでプロジェクトの成否が決まると言っても過言ではありません。
川口 淳一郎の名言
これまでに紹介した川口 淳一郎さんの名言です。
(浜本 哲治)


2010年10月1日、国際宇宙会議にてデニス・モウラ(左)と Wikipediaより