ミッシェル・トロワグロの名言 Michel Troisgros

ミッシェル・トロワグロ(Michel Troisgros)Wikipediaより

散歩に来る人は気が付いていないだけで、道端に宝物は転がっているんです。

ミッシェル・トロワグロ Michel Troisgros

フランス料理店「メゾン・トロワグロ」の3代目オーナーシェフ 1958〜
Wikipedia


ミシュランガイドの三ツ星を、40年以上獲得している、フランス料理の名店と言われている、トロワグロですね。

この一連の名言は、

日本のシステムはわかりませんが、フランスではどの街にもマルシェ(市場)があって、5分も行ったらそこで新鮮なものが買えます。
あとは近くの野山で野生のタンポポを摘んだり、シャンピニオンを採ったり、スグリやキイチゴを摘んだり。
ハーブやオゼイユ、トリュフだって野生のものが近くで採れます。
散歩に来る人は気が付いていないだけで、道端に宝物は転がっているんです。

ミッシェル・トロワグロの名言


またこんなこともおっしゃっています。

持続性のある発展というものを基本にしています。
必要な食材や人材は自分、家族、地元の人、友人など、ロアンヌを中心として近い所から探していく。
近い所になかったら今のように少しずつ遠い所へ探しに行く。
だから近くで手に入るものをわざわざ遠くに探しに行くことはありません。
それをやると無駄なエネルギーを使ってしまうし、結果的に地球を汚してしまいますからね。

ミッシェル・トロワグロの名言


代々受け継がれている発想のようですが。

才能も夢の実現もないものねだりをするのではなく、すでにあるもの、環境を最大に活かして徹して追求していけば、必ず多くの人々に愛されるものが生まれてきます。

宝物は私たちの目の前に、それこそ無限に存在しています。
それに気づけるかどうかでしょうね。

最高の食材のことを四六時中考えて研究していると、道端の雑草の中から見出すことも出来るでしょう。

植物などは興味を持って見ていると、双葉を見ただけでその子だと分かるようになります。

ひとつのことを深く追求していると見えないものが見えるようになるものです。

日常の中でもチャンスや素材になる出来事は、無数に目の前を通り過ぎています。

同じような環境にいても、目指すものの違いや追求の度合いに応じて見えるものが変わっていきます。

もちろん環境も日々変化していますが、その環境の中から何も見出せないとしたら、自分自身が変化、進化していないとも考えられますね。

現代は便利になって自然からも疎遠になっていますが、自然界での夢の実現方法や才能の磨き方などは、真剣に追求しようとしていれば自然が身を以て教えてくれていますから、自然に学ぶことが最も確実で早い方法でしょう。

また言葉にもあるように、必要以上に自然に負荷をかけない方法で夢や才能を追求していく方法も、現代人にはとても大切な視点ですね。

どうぞさらに自然から学び、目の前の宝物に気づける感性を磨き、自然との共生を目指した夢の実現、才能を追求していってください。

そしてあなたのその場所から、世界に発信する夢や才能を送り出してください。

ミッシェル・トロワグロさんのこんな名言もありました。

彼らが新鮮なアイデアとか新しいテクニックをもって、フランスの宝であるフランス料理を進化させている。
まだ時代の証人と言われる世代がいて、後見人のように新しい世代を支えている。
異なる世代が共存しているからこそ、フランスのフランス料理界は、今までにないくらいパノラミックな状況なんです。

ミッシェル・トロワグロの名言

自分にとって非常に感動的なことは、人生の晴れの日、結婚記念日や誕生日などに来店してくださるお客様が絶えないことです。
「トロワグロに来るのが私の夢でした」と90歳のおばあさんが先日来てくれましたが、それは衝撃的にうれしいことでした。

ミッシェル・トロワグロの名言

近くで手に入るものをわざわざ遠くに探しに行くことはありません。
無駄なエネルギーを使ってしまうし結果的に地球を汚してしまいますからね。

ミッシェル・トロワグロの名言

良い食材がなければ良い料理はできません。

ミッシェル・トロワグロの名言

私のレストランは地方の駅前広場にあります。
なぜ世界で有数のレストランであり続けられるのかというと、やはり祖父が身を粉にして働き、物凄く強い意志と野望を持って取り組み続けた。
そういう先代の努力のおかげなのです。

ミッシェル・トロワグロの名言


(浜本 哲治)

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