久坂 玄瑞の名言 Genzui Kusaka
自分は意志が弱く、何かことをなすような人間ではない。
しかしそこで自分を駄目だと思ってあえて何もしなければ、すなわちできることもできなくなってしまう。
一時の平安に身を任せることを日また一日と重ねれば、ついには畳の上で老死するだけである。
久坂 玄瑞 Genzui Kusaka
幕末の長州藩士 1840〜1864
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
24歳で人生を終えた久坂玄瑞さんの20歳の時の言葉だと言われています。
夢へのチャレンジは実現すること以上に、チャレンジし続けることやチャレンジそのものに価値があります。
そして夢へのチャレンジは未知へのチャレンジですから、今の能力では届かないところに目指すものはあります。
今出来ないことだから届かないものであるからといって、諦めてしまっては目指していることはもちろん実現できないでしょうが、今の能力で実現できることも諦めることになります。
また今は手の届かない夢を実現しようとチャレンジしているからこそ今の能力は維持できているのであって、目指すものを下げてしまっては今のレベルを維持することも難しくなるでしょう。
現代は情報が簡単に手に入る時代になっていますが、知識や情報だけでは夢は実現していきません。
未知の未来の進化した夢を現実にしていくのは、あくまでも生身の人間の自分を超えるチャレンジがあってこそ未知は現実になっていくものです。
今の知識や情報の使われ方は、どちらかと言えば行動を制限する、自分の限界を創ってしまう、諦める、だめだと思ってしまう要因として使われていることが多いでしょう。
知識や情報を踏まえた上でいかにそれを超えたチャレンジをしていくか。
ここにこそ情報や知識は生かされるべきでしょう。
現代は簡単に諦めない能力、だめだと思わない能力を磨いていく必要があるでしょう。
頭でっかちになっていませんか?
情報や知識にどうぞ振り回されないようにしてください。
そして便利になった世の中をただ快適に過ごしていくのではなく、どうぞ未知へのチャレンジをしてください。
あなたのあなた自身や知識や情報を超えるチャレンジが、あなた自身の進化と人類の進化をもたらします。
どうぞ大いなる志を持ってください。
久坂 玄瑞さんのこんな名言もありました。
ほととぎす 血に泣く聲こえは 有明の 月より他に 知る人もなき
久坂 玄瑞の名言
けふもまた しられぬ露のいのちもて 千とせも照らす 月をみるかな
久坂 玄瑞の名言
私の志は、夜明けに輝く月のほかに知る人はいない。
久坂 玄瑞の名言
大名や公家はあてにならない。
本当に力を発揮するのは草莽の志士の連中だけだ。
久坂 玄瑞の名言
世のよし悪しはともかくも、誠の道を踏むがよい、踏むがよい。
久坂 玄瑞の名言
(浜本 哲治)
久坂玄瑞之墓、同じ長州藩高杉晋作の墓のすぐ横にある、霊山護国神社、京都市左京区 Wikipediaより