アシュレー・モンタギューの名言 Ashley Montagu
人間がこうむっている最大の敗北は、なれたかもしれない存在と、実際になった存在の間の相違で構成されている。
アシュレー・モンタギュー Ashley Montagu
英国出身の人類学者・ヒューマニスト・女性史家 1905〜1999
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
あの時こうしていれば、もっと続けていれば、やっていれば、今とは違う今になっていたかもしれない。
しかも充分に出来ることであったり、そうすべきだと感じていたり、心では思っていたこととなると、その思いはさらに強いものかもしれませんね。
ただもちろん過去はどうすることも出来ませんし、そのやらなかった、出来なかったことをいつまでも悔やんでも仕方ありません。
ひとつには、今や現実を後追いしていると、そう感じる場面が多くなってしまいますので、やはり今を未来に向けての今にしていくことです。
それには常に明確にした夢を実現するための、今にしておくことですね。
そして夢に対する精一杯のチャレンジの結果の未来を迎えることです。
常に目指すものがある夢へのチャレンジャーにとって、夢と現実のギャップを感じること、明確に知ることこそ、チャレンジの内容の進化が見えてくるものです。
今の時点でなれたかもしれない自分と、現実の自分のギャップを感じることは、自分自身に対する敗北かもしれませんが、これも考え方によっては、なれたかもしれない自分をイメージできるということは、夢もイメージできることに他なりません。
単に現状だけに不満を募らせるよりは、自分自身の可能性を感じていることですから大切な感覚でしょう。
そのイメージを、今から過去のイメージではなく、未来から今のイメージに置き換えていけば、可能性を現実にしていくことが容易になるでしょう。
なれたかもしれないあなた、なりたいあなたを未来にどうイメージしますか?
そしてその未来のイメージを実現していくために、今の分岐点でどちらを選ぶのがベストだと考えますか?
仮に目指す未来がない場合と、チャレンジする夢を目指した今のあなたが、同じ選択肢をチョイスして上手くいかなかくて、同じような未来を迎えた時にあなたが感じるものは大きく違うでしょう。
目指すもののない選択は、環境の影響、第三者の影響を受けやすく、結果に対して自分自身に歯がゆい思いをするならまだしも、環境や誰かのせいにしてしまいがちになります。
目指す夢の有無は、未来のあなたの心の状態まで左右することになります。
また明確な夢を持っているのといないのとでは、過去や今のプライドで行動してしまうか、未来のあなたのプライドで動けるかの違いも出てきます。
未来の夢と今に大きなギャップがあって当然です。
そのギャップを感じることこそ、あなたの可能性であり進化の源です。
どうぞこの素晴らしい未来の自分とのギャップを、いつも明確に感じていてください。
毎日がそのギャップを埋めるためのチャレンジです。
そのチャレンジにこそ価値があり、あなたの才能の進化もめざましくなっていきます。
そして常に向き合うのは自分自身であって、人生は誰かと比較、競争するものではありません。
どこまで行っても、克つのは自分自身にですね。
アシュレー・モンタギューさんのこんな名言もありました。
人生を変える方法は、あなたがなりたい人に、すでになったように行動することです。
アシュレー・モンタギューの名言
人間は理性の名のもとに非合理的に行動することができる唯一の生き物です。
アシュレー・モンタギューの名言
何を信じているかを彼らに尋ねないでください。
何を信じているかは行動を見ればわかります。
アシュレー・モンタギューの名言
愛の触れ合いとは音楽のようなものだ。
それは言葉にできないものをしばしば発する。
アシュレー・モンタギューの名言
子供の養育を妻にまかせきりにすると、だれもかれもが被害をこうむるが、その被害のほとんどはわが身にふりかかってくる。
自分の子供を育てることが刺激になって自分自身が成長できる機会を、わざわざ自分で捨てているからだ。
アシュレー・モンタギューの名言
(浜本 哲治)