高橋 尚子の名言 Naoko Takahashi
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。
やがて大きな花が咲く。
高橋 尚子 Naoko Takahashi
マラソン選手 シドニー五輪金メダリスト 1972~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
高橋 尚子さんの高校の恩師の中沢 正仁さんから贈られた言葉で、高橋 尚子さんの座右の銘のようですね。
夢の実現の過程では、圧倒的に上手く行かないことが多いものです。
いっこうに夢に近づいていかない時、成果の手応えを感じられない時は不安にもなるものです。
ただ目指すものがあって、それに向けたチャレンジであれば、チャレンジし続ける限り必ず何らかの結果が出てきます。
もちろんそれが一気に夢の実現とはいかないでしょうが、どんな結果であっても、それは夢に近づいている証しです。
夢を実現できない多くのケースは、チャレンジの結果が出るまでチャレンジできないこと、上手くいかない結果で諦めてしまうことです。
また自然界の成果の現れ方は、成果の曲線、成功曲線と言われる、飛行機の離陸に似た放物線を描きますが、飛行機の離陸の際にも滑走路の距離があり、そこまでの時間で離陸に見合う滑走があってこそ離陸できるものですから、目指す高みや期限を明確にして、逆算したチャレンジが必要になります。
しかし自然界の成果の出方が、多くの場合突然現れますので、とりあえず何かをしていれば、そのうち離陸できるだろうと考えて、目指すものも期限も設定しないままにチャレンジしているケースもありますが、これではいつまでも離陸できない、雌伏の時を過ごすことになりますね。
自然界の成功率20%の法則も、100%を目指しての結果ですから、もちろん全力を尽くさなければ確率が落ちてしまいますが、自然界はまた、チャレンジやエネルギーの放出に見合った結果をきっちりと出す世界でもあります。
チャレンジが報われないということは決してありません。
高橋 尚子さんのこんな名言もあります。
長い階段を一気に上がろうとすると、途中でへばってしまう。
でも一段ずつ確実に上がっていけば、時間はかかっても頂上まで上がることができる。
高橋 尚子の名言
このへばってしまって止めてしまったり、諦めてしまうことは、やはり目指すものや期限が明確になっていないケースでよく起こる状態ですが、目指すものの見えないチャレンジや、チャレンジではなく無理をしてしまうことは続けていくことは難しいものです。
どうぞあなたの到達地点を明確にして、そこへの一歩一歩を着実に刻んでください。
どんなチャレンジでも、とにかく結果が出るまで止めないでください。
あなたの心が描いた目指すべき本来の夢で辿り着けない場所はありません。
他にも高橋 尚子さんのこんな名言もありました。
今あれこれ考えるより、そのちょっとの間に腹筋とか何かをしたほうが良い。
アテネに向けて1日、1日を全力を尽くしたと言えるようにしたい。
高橋 尚子の名言
私はほめられると弱いので、いいぞ、いいぞって言われると、嬉しくてどんどん頑張っちゃうんです。
高橋 尚子の名言
負けるのが恥ずかしいとは思っていません。
高橋 尚子の名言
人以上やって人並み。
人の倍以上やってようやく…。
高橋 尚子の名言
いままでにいったいどれだけ走ったか。
残すはたった42キロ。
高橋 尚子の名言
これまでに紹介した高橋 尚子さんの名言です。
(浜本 哲治)
鹿児島県徳之島にある1周31kmのコース「尚子ロード」に建つ石碑。Wikipediaより