呉 清源の名言 Seigen Go
勝負の秘訣は、無理をしないことです。
人間はだいたい、無理をしたいんです。
というのは、欲望というものがあるから、誰でもみな、金持ちになりたいし、大臣になりたいし、権力の座につきたい。
そこなんですよ。
無理をして失敗するんです。
欲張って失敗する。
呉 清源 Seigen Go
中国福建省出身の囲碁の棋士 昭和の棋聖 1914〜2014
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
チャレンジと無理は違うものですが、チャレンジしないことが無理することを誘発しているとも言えるでしょう。
自然界ではチャレンジしないことも、無理をすることも、どちらも衰退に繋がります。
本来目指すべき本当の夢を見失ってくると人間も組織も無理をしがちになります。
この言葉の中の「なりたい。つきたい」は本来目指すべき夢ではなく、本来の夢である多くの人に深い幸せを届けた結果として与えられるものです。
欲望のエネルギーは事を成し遂げるにはとても大切なものですが、手段や結果として与えられるものに執着する欲望は必ず無理をすることに繋がります。
欲望のエネルギーは、こういう与えられるものが当たり前に実現するほどに届ける愛を磨くこと、一人でも多くの人に届けることに使っていくことですね。
届ける愛が無理をしなければならないとすると、それは届け続けることは難しいですし時期尚早と言えるように、当たり前に与えられないものも、同じく届ける愛が足りないことですから、エネルギーのベクトルを自分自身の内に向けることです。
自然界ではその真理に沿って、本来の夢にチャレンジし続けていれば必要なものは全て与えられます。
自然を破壊していく方向に向かっている、人間界の風潮やシステムに惑わされてはいけません。
どこまで行っても人間界のルールより自然界のルールが優先されるのが自然界ですし、どんな時代でも自然の摂理に沿っていくことが、夢の実現や能力の進化も確実に早くして、心身の健康を保つ方法です。
どうぞあなたの才能や夢の実現の当たり前のレベルを日々アップさせることにひたすらチャレンジしてください。
結果は自ずと付いて来ますよ。
呉 清源さんのこんな名言もありました。
勝っても負けても、最善の一手を尽くせば、それで立派な一局なのです。
呉 清源の名言
私は碁と関係のない人を紹介されても、すぐに会おうとは思いません。
時が来なければ(会っても)プラスにならないのです。
時ということは、タイミングですね。
よいことでも、時期がわるいとダメになる。
呉 清源の名言
人間はだいたい、無理をしたいんです。
というのは、欲望というものがあるから。
誰でもみな、金持ちになりたいし、大臣になりたいし、権力の座につきたい。
そこなんですよ。
無理をして失敗するんです。
欲張って失敗する。
呉 清源の名言
勝ちとか負けとかいうのは単なる名前なんだ。
全身全霊を対局に注いだことに価値があるのです。
呉 清源の名言
(浜本 哲治)
呉清源と木谷実 Wikipediaより