有島 武郎の名言 Takeo Arishima

有島 武郎(Takeo Arishima)Wikipediaより

容易な道を選んではならぬ。
近道を抜けてはならぬ。

有島 武郎 Takeo Arishima

小説家 1878〜1923
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


目の前で分岐点に遭遇した場合、どうも今の状況や過去の経験、今の場所から見える範囲だけを見て選択の判断をしてしまいがちです。

こういう状況でまず考えた方がいいこと、選択基準の中心に据えた方がいいことは、夢の実現でしょう。

現地点から見渡せる範囲が、かたや歩きやすそうで視界の開けている道でも、角を曲がった先の見えない範囲がどんな状況になっているかわかりません。

もう一方は見える範囲では草が生い茂り、道らしいものが見えない状況でも、角を曲がった先には道が拓けているかもしれません。

過去の体験と照らしても全く同じことが起こるとも限りません。

もちろん未来の夢をイメージしても、それが全てイメージ通りに行くとも限りません。

ただ夢を基準に日々たくさん訪れる選択肢を選んでいくことで、夢の実現が確実に早くなることは間違いないでしょう。

真っ直ぐには進めないものですが、迷走することは少なくなります。

夢を基準に据えて近いと判断した道も、無理をすることになれば決してその道は近道にはなりません。

いずれにしても刻々と訪れる選択肢は、タイミングを逸すれば選べなくもなりますし、人生はゴールまでにどこまで遠くに辿り着けるかですから、迷っている時間がもったいないですね。

決断は感性、潜在領域に委ねて、瞬時に下していくことが大切でしょう。

ただ直感も目指すものが明確に脳にインプットされていなければ、単に感情からくる直感になってしまいがちです。

感性の閃き、直感の夢の実現力の精度を高めていくには、常日頃からシンプルに、そして強烈に夢をインプットし続けておくことです。

夢と心が途切れることなく繋がっていれば、例えどんな選択をしたとしても、夢に必ず辿り着けますが、出来ればできるだけ早く到達して、夢のその先へ、夢の続きの領域にどんどん進んで行けた方がいいですね。

たくさんの体験をすることは決して無駄にはなりませんし、立ち止まって何もインプットされないよりは遥かに素晴らしいことですが、忙しく動き回るだけの迷走では、なかなか夢や夢の先の領域に近づいていきません。

行動力は夢の一点に向けられて初めて爆発的な威力を発揮していくものです。

どうぞどこまでも伸びていくあなたの素晴らしい才能に、時間は限られていますから一点の夢に続く道を選択してあげてください。

安易な道や近道だという観点ではなく、夢に繋がっていると感じる道ですね。

そして一旦選択したら全身全霊で進んで行くことです。

夢を四六時中インプットされている脳が次第に精度を上げて、あなたの才能の進化も夢の実現もどんどん加速していきますよ。

これまでに紹介した有島 武郎さんの名言です。

(浜本 哲治)

札幌在住時代の有島が住んでいた家。現在、札幌市厚別区「北海道開拓の村」に移築。Wikipediaより
札幌在住時代の有島が住んでいた家。現在、札幌市厚別区「北海道開拓の村」に移築。Wikipediaより

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