宮本 武蔵の名言 Musashi Miyamoto

宮本 武蔵(Musashi Miyamoto)Wikipediaより

平常の身体のこなし方を戦いのときの身のこなし方とし、戦いのときの身のこなし方を平常と同じ身のこなし方とすること。

宮本 武蔵 Musashi Miyamoto

江戸時代初期の剣術家 兵法家 1584〜1645
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


日常も本番も変わらず同じようにチャレンジできる態勢を、いつも整えておくことは非常に大切なことですね。

いざ本番!となるとどうしても心身ともに緊張して、硬くなり、思わず力を込めてしまいがちですが。

これでは潜在能力を引き出すどころか、顕在能力も充分に発揮できずに終わってしまいます。

また日常の中では、常に本番をイメージしながらトレーニングなどを重ねていくことが重要ですが、つい練習のための練習になってしまっていたり、イメージすることなく過ごしてしまいがちです。

本番でリラックスできるようにするためには、日常の中から、力を入れることが必ずしも最高のパフォーマンスを生み出すものではないことを、しっかり体感しておくことです。

日常のあらゆる場面で、思わず身体や心に力が入ることを気づくたびに力を抜いてやることとの差を感じてみることですね。

同じような効果を得られるのであれば、エネルギーの浪費になる力を入れる必要はありませんね。

また何かにエネルギーを伝えるには、本来人間の考えている力を入れる、力むことなしに最大のエネルギーを伝える方法は必ずあります。

身体の使い方や道具の使い方を模索してみることで、そのポイントは見つけだすことができます。

このように、力を入れることが最大のエネルギーを伝えることではないことを、日常の中で実感しておくことで、本番でも無意識に力が入ることも少なくなりますし、それに気づいた時に力を抜くことを実践できます。

練習では上手くいったのに本番ではできなかった。というのは、まず間違いなく余計な力が入ったことが原因です。

生活のあらゆる場面で余分な力を入れないことが増えてくれば、日々の疲労もかなり軽減できますね。

そして、日常の中でも常に本番を意識していくためには、常に夢をイメージする習慣を身に付けていくことです。

本番を意識して緊張しようとしても、本番ではありませんから本番の緊張感を再現することはできません。

本番はもちろん夢へのチャレンジの一里塚ですが、本番だけが夢を実現していくものではありませんね。

夢を見据えてチャレンジしている場合、全ての日常の言動が夢の実現に関連してきます。

ひとつの言葉、行動が夢に繋がっていくことを意識、イメージしていくことで、練習のための練習や無駄な時間を過ごすことも自ずと少なくなっていきます。

どうぞあなたの全てがあなたの夢に繋がっていることを認識してください。

そして余計な力を、起きている時間のあらゆる場面から抜いていくことを実践してください。

無駄な力が抜けるだけで、あなたの能力がパワーアップしていくことをきっとすぐにでも感じられますよ。

(浜本 哲治)

初決闘の地を記念した石碑(兵庫県佐用町平福)Wikipediaより
初決闘の地を記念した石碑(兵庫県佐用町平福)Wikipediaより

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