ゲオルク・ジンメルの名言 Georg Simmel

ゲオルク・ジンメル(Georg Simmel)Wikipediaより

至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。

ゲオルク・ジンメル Georg Simmel

ドイツ出身の哲学者[生の哲学]社会学者 1858〜1918
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


夢を諦めてしまうこと、妥協することは簡単なことですが、人生の最大の楽しみは、自然界に存在する無限の可能性を見つけだしていくことでしょう。

人生の悦びは、もちろん夢を実現することにもあります。
ただ長い時間、それも夢を実現することより大きな悦びを感じられるのは過程であって、その過程でも、新たな可能性を発見できることほど悦びを感じられるものはないでしょう。

この夢にチャレンジしていく過程を愉しめないことほどもったいないことはないでしょう。

植物たちを見ていて感じられることですが、元来常に進化し続ける自然界には、諦めという概念はないのかもしれませんね。

そもそも植物たちが目指しているものが、人間界で言うところの夢であるとすれば、それは生ある限り潰えるものではありませんから、諦めるという概念がなくても不思議ではありません。

この目指すものは、本来循環させることが根底にあるものですが、人間界では現代の社会環境や、創り出している物などを見てもわかるように、循環を意識したものではなく、直線的というか、やりっぱなしで終わり。という傾向にあります。

これは一人ひとりの目指すものが、やはり直線的なものであることや、手段などを目指すものとしていることが人間界全体の流れになっているのでしょう。

特に手段を目指すことは顕著で、この目指すものによって自らを苦しめたり、諦める、妥協するという概念を生み出していると考えられます。

私は「自然界で本来目指すべき夢」と言っていますが、手段を目指すことから本来目指すべき夢に変わるだけで、諦める必要がないことがわかってきますし、そこに辿り着ける道や可能性が大きく広がって見えてきますから、妥協する必要もないことが実感できるでしょう。

人間界は一人ひとりの目指すものが、本来目指すべきものに変わることで、現状をブレイクスルーして大きく進化できるでしょう。

どうぞ本来目指すべきものにいち早く気づいてください。

手段や与えられる結果を目指すことは、我欲を満たすものだけに他なりませんから、自然界で目指すものにはそぐわないものですし、これからますます実現が難しくなっていきます。

あなたの素晴らしい才能に無限の可能性を与えてあげられるのは、あなたが目指す夢しかありません。

(浜本 哲治)

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