松永 安左エ門の名言 Yasuzaemon Matsunaga

松永 安左エ門(Yasuzaemon Matsunaga)Wikipediaより

人間の飛躍というのは、自分みずからが制限して思い切ってやらないので、できないんです。
人が何か思いやせんかとか、自分の力がないんだろうかとか、自分で制限をつけるのがいけないんだ。
自分の力を本当に出し切らんのは、自分を信じないからなんだ。

松永 安左エ門 Yasuzaemon Matsunaga

「電力王」「電力の鬼」と言われた日本の財界人 政治家 1875〜1971
Wikipedia


様々な分野で事を成し遂げた方々が、異口同音に言われることが、自ら限界や思考枠を創らなければ事を成せるということですね。

現代の人間界は特に、知らず知らずのうちに限界や枠が自分の中にできてしまう環境にありますから、それをいかに取り払っていくかがとても大切なことになるでしょう。

こういう環境の中にいますから、限界や枠を創ってしまうことを環境や社会のせいにしがちですが、できるできないを決めるのは、どこまでいっても自分自身の思考です。

自ら気づいていない枠の多くは、積み重ねや習慣によるものが多いですね。

できない。と思うことで、すぐに体感できる何かが大きく変わるわけではないので、安易に思いを持ったり言葉にしがちですが。

健康、不健康が、その場その場では大差のないことで影響もないようなことが、長く積み重なってできあがっていくように、何気ない小さな思いや言葉の積み重ねが違いを生み出す影響は、想像以上のものです。

未来の心身の健康の状態は、今の食習慣などの生活習慣や、思考習慣を見て感じれば明らかになります。

夢の実現や能力の開発も、今を見て感じれば実現していくかどうかは明確になります。

最も大切なことは、自然界で本来目指すべき夢を持つことですが、次に大きなネックになっているのが、自分自身に制約をかけて自分自身の能力を信じられていないことでしょう。

過去や今の自分を感じて過小評価してしまって、未来を小さく決めてしまう今になっているという、素晴らしい才能があるのに非常にもったいない状態になっていることに気づいていない人は本当に多いですね。

多くの場合の苦境や壁は、小さな習慣になっている囚われ、枠が引き寄せていると言えるでしょう。

小さな習慣もアップデートしていくには大きなエネルギーが必要ですが、ネックになっていることは決して大きな変化をしなければならないことではありません。

そこに気づけるかどうかだけです。
苦境や壁はそれを教えてくれるありがたいものですが、多くは小さな習慣のアップデートより、夢を諦めたり小さくする選択をしてしまいます。

あなたに制限をかけているものは、ほんの小さな思考習慣です。

それに気づき、手放したり更新することができれば、あなたの中に眠っている能力が、まだまだたくさんあることを感じられます。

少しでもそれを感じられれば、今のあなたが全てではないことを信じられるようになりますね。

人生最期の瞬間まで、まだまだ何度でも飛躍できますよ。

(浜本 哲治)

1929年5月、松永安左エ門、出淵勝次(左)とともに Wikipediaより
1929年5月、松永安左エ門、出淵勝次(左)とともに Wikipediaより

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