佐藤 尚中の名言 Takanaka Sato
自分の学問、技術、経験は、世界共有のものだと思っている。
佐藤 尚中 Takanaka Sato
幕末から明治初期の蘭方医 順天堂大学創始者 1827〜1882
佐藤尚中さんが所属していた、当時の佐倉順天堂は最高水準の医療技術を誇っていたようですね。
人間界の進化のためには、常に新たな境地、領域を開拓していく必要があります。
そして新境地を切り拓いた人こそ、さらに高みがあることを知っているはずですから、自分自身の進化のためにも切り拓いた領域はどんどん教えていくことです。
自分自身が実践することと人に教えることでは、その境地の熟達度も違ってきますし、教えることで自分自身の進化の道筋が見えてくるものです。
人間界では未踏の地に到達するとそれを守ろうとする傾向にありますが、守りに入った途端に進化はストップしていきます。
元来自然界での創造はまさに自然の恵みでありますから、独り占めすることは非常に不自然なことです。
これは人間界の様々な分野で見られることですが、食の分野などでは人間が独り占めして、他の自然界の生き物たちを排除しようとすることまでが普通になっています。
その結果自然界は全てが循環していきますから、人間が自ら苦しむことになっています。
自然界での追求には終わりはありません。
例え未踏の領域を開拓しても、他の誰かがその領域にたどり着いたり、あなたがそこを開拓したことを知れば、いつか必ずその先を切り拓いていきます。
その領域を守ろうとしても、その先に進んでしまえば守る意味もありません。
それよりも真っ先に到達したあなたは、その先にも誰よりも早く到達できる可能性が非常に高いわけですから、立ち止まることなく進んだ方がより大きなものを手にすることができるでしょう。
先に進んでいく最も確実な方法が、あなたの開拓した領域に辿り着く方法をどんどん教えることです。
多くの人をあなたの領域に辿り着かせることができるように教えられるようになったあなたは、それだけでさらに先に進んでいます。
もちろん先に進むことを模索しながら教えていくことが大切なことなのは言うまでもありません。
あなたに授けられた才能、能力には、あなたにしか開拓できない領域が必ずあります。
どうぞせっかく授かった能力ですから、どこまで道を極められるかチャレンジしてください。
そして大切な人の、多くの人の幸せに役立てるように、また幸せのレベルが進化するようにどこまでも深く追求していってください。
どんな才能、能力でも誰か一人の人の幸せを実現できたら、それは多くの人の幸せを実現できる能力です。
さらに深い幸せを感じてもらうには、どうすればいいのかが追求していく方向ですね。
あなたの才能、脳はあなたが決意して進化にチャレンジしていくことをいつも待ち望んでいますよ。
(浜本哲治)
佐藤尚中出生地(香取市内浜公園)Wikipediaより