エリック・ハイデンの名言 Eric Heiden
そこに至る過程、いかに努力したか、そしてベストを尽くしたかどうかが重要なんだ。
大切なのはここまでの過程を、この先の人生にどうつなぐかだ。
エリック・ハイデン Eric Heiden
米国のスピードスケート選手(パーフェクト・ゴールドメダリスト)自転車競技選手 整形外科医 1958〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
結果を気にし過ぎる傾向にあるのが人間の特徴でもありますが、ここに囚われるほどに本質から外れていきますし、思うような結果が得られなくなります。
また結果に至る過程が大切なのですが、手段に拘り過ぎるのも可能性を狭めることになります。
せっかくの素晴らしい才能、能力が活かせていない、思うようなイメージした結果が得られないケースは、このどちらかに当たる場合が多いですね。
その原因は目指す夢にあることが、その大半を占めるでしょう。
結果を気にするよりは、チャレンジや能力の当たり前のレベルがどこにあるのか、どれだけ高まっているのかを気にした方がいいですね。
当たり前のレベルが高くなっていけば、結果はおのずと思い通りのもの、想像以上のものになっていきます。
当たり前のレベルを高めていくには、日々精一杯昨日を超えるチャレンジをすることでレベルアップしていきますが、そのチャレンジの頂点が結果を生み出すものと考えると結果は思い通りには出てこないでしょう。
例えば能力は再現性を持って当たり前に発揮できるようになってこそ、その能力に対する結果が出てくるものです。
たまたま一回だけ発揮できた能力が、たまたま時と場所を得て大きな結果を招くこともありますが、それはごく稀なことでその先には続いていきません。
またチャレンジは、必要以上に手段や方法論に囚われないことで、日々昨日を超える成長、進化が実現していきます。
日々の成長、進化がなければ当たり前のレベルが上がっていきませんから、これも重要なことですね。
そして、夢には生きている限り終わりはありません。
楽しめるのは日々の過程の中にしかありません。
夢を見失ったり、目指すのを止めてしまうと、また夢を目指すことなく過ごしていると、常に変化している自然界の中では大きなストレスを感じてしまうことになります。
どうぞ節目節目で、また事あるごとにあなたの夢、チャレンジをチェックして、常にリニュアルして行ってください。
夢に向けた最高のチャレンジによって高められた当たり前のレベルで結果は必ずついてきますよ。
(浜本 哲治)
1997年のエリック・ハイデン Wikipediaより