スペンサー・ジョンソンの名言 Spencer Johnson
変わろうとしないのは、変わるのが怖いからじゃないかな。
スペンサー・ジョンソン Spencer Johnson
米国の医学博士・心理学者 1940〜
人間が自分自身を変えられない多くのケースが、これでしょう。
スペンサー・ジョンソンさんのこんな言葉もあります。
自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。
そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ。
人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くないのだ。
自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。
常に変化していく自然界では、実は変わらないでいようとする方が、変化していくことより何倍も苦しいことです。
才能、能力なども、現状を維持しようとし始めると非常に辛い思いをすることになります。
変化させないようにしても、時間のエネルギーには否応なく衰退の方向に変化させられます。
現状維持は、進化に向けてチャレンジして初めて実現していくものですね。
そして変化の中にしか進化はありません。
また自分を大きく変化させようとすると、小さな変化でも大きなストレスを感じますから、ストレスを通り越して恐怖を感じることにもなるでしょう。
あなたの小さな変化は大きな違いを環境に実現しますので、どこにあなたの心、意識を向けているかが重要です。
外、環境の変化に心を奪われていると恐怖心は募るばかりですから、あなたの内側の変化、進化に常に心は向けておくことです。
そしてあなたの中の小さな変化で環境に大きな違いを生み出しますから、あなた自身を大きく変えようとしないことです。
あなたが囚われをひとつ手放すことは、あなたの言動のエネルギーに乗って大きな変化を起こすことになりますし、ひとつの囚われがなくなるだけで行動を自然に起こせるようになることも多いですね。
また恐怖を感じる要因も、囚われやこだわりのケースが多く、小さな囚われをひとつひとつ手放していくことが恐怖を手放すことにも繋がっていきます。
恐怖心に打ち克とうとするよりは、恐怖を感じる要因を手放していくことですね。
どうぞあなたの素晴らしい才能、能力の発揮、開発を、感じなくてもいい恐怖で逡巡させないでください。
そして大きく変化する必要はありませんから、日々あなたの内面と向き合って、小さな変化、進化を起こし感じていくことですね。
(浜本哲治)