福原 愛の名言 Ai Fukuhara

福原 愛(Ai Fukuhara)Wikipediaより

卓球に関しては「失敗」と思うことが、今ではほとんどなくなりました。
うまくいかないことはもちろんあるけれど、その場合は、反省して、次に生かすことを考える。
すると、それはもう失敗ではないと思うんです。

福原 愛 Ai Fukuhara

卓球選手 1988〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


上手くいかないことがあるからこそ、人間は成長、進化できるものでしょう。

上手くいったことの多くは、よかったね!で終わり、次にまた同じようにやってみるだけですが、常に変化している自然界では、方法として同じことをやっても、それが必ず同じ成功をもたらすとは限りません。

本来上手くいったことの中にも、もっとこうすればよかったかもしれない。というような成長、進化の芽はあるはずなのですが、なかなか結果が上手く行くと、さらなる進化のチャレンジができないのが人間でしょう。

この部分の意欲が旺盛なのは植物たちですね。
上手くいこうがいくまいが、それに囚われることなく見事に次々にチャレンジしていきます。

上手くいかないことは、見事にわかりやすい形で何かを教えてくれようとしています。
あ~あ!ダメだった。で終わらせてしまってはもったいないことですね。

結果などの起こったこと自体にはそれほど意味があるものではありません。
起こったことの中から何を感じ取るかです。

思考で考えて原因と結果のわかることは、そのまま次に活かすようにチャレンジしていくことですが、大切なことは思考では理解できないことを感じ取ろうとすることです。

例えば、以前は上手くいっていたのに上手くいかない例などがわかりやすいですね。

これも明らかに原因がわかっていることはその修正をしていくことですが、何故なのかわからないことです。
ここに大切な宝が埋め込まれています。

また人それぞれに性格が違いますが、同じことへのチャレンジでなくても、結果の出方や遭遇する出来事に人それぞれに特有な特徴が現れることがあります。

いずれの場合も表面的な見える言動の違いより、もっと本質的なことである可能性が高いでしょう。

そういうものも含めてエネルギーの共鳴で現象が起こる自然界ですから、目に見えないもの気づいていなものを感じ取ることが重要ですね。

感じ取るのは一瞬のことですし、その検証もしていかなければなりませんから、上手くいかなかった出来事に囚われている時間はもったいないです。

そして、この感じ取って理解して追求していくところに、チャレンジの本当の愉しみがあります。

上手くいかなかったことは宝の山ですから、失敗でもダメなことでもありません。

そこにこそ飛躍の種子がありますから、即座に感じ取り未来に活かしていってください。

(浜本 哲治)

2011年11月、ロンドンのエクセルで行われたロンドン五輪・テスト大会を兼ねたプロツアー・グランドファイナルにて石川と福原(右)Wikipediaより
2011年11月、ロンドンのエクセルで行われたロンドン五輪・テスト大会を兼ねたプロツアー・グランドファイナルにて石川と福原(右)Wikipediaより

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