ウォルター・バジョットの名言 Walter Bagehot
人生における大きな喜びは、君にはできないと世間がいうことをやることだ。
ウォルター・バジョット Walter Bagehot
英国のジャーナリスト・評論家・経済学者・思想家 1826〜1877
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人生でこれほど痛快なことはないでしょう。
そしてあなたの心が望むもので、他の人が無理だと言うものほど、あなたの可能性を掘り起こせるものはありません。
周りの人の多くは、あなたの過去や今の見えている部分の一部しか見ていません。
ましてやあなたさえ気づいていない、あなたの中に眠っている能力や可能性を感じ取ることは難しいでしょう。
今表に現れている能力だけでできることは限られています。
過去や今に囚われていると、過去や今できたこと、できること以上のことは実現できないことになってしまいます。
今出現している能力を、単にトレーニングでバージョンアップするのにも限界があります。
能力の飛躍的な成長、進化には、また新たな才能を掘り起こしていくには、過去や今の延長線上を超える目指すものが必要になります。
心が望むことで、周りの誰もができる、可能だと言うことは単に少し成長するだけのことでしょう。
これに囚われていると飛躍的な成長、進化は難しく、現実的と言われている目標、夢さえ実現が覚束なくなってしまいます。
実は夢や目標を実現できない多くのケースは、この「現実的」という観念に縛られて起こっています。
目指すものが制限時間内に実現が難しくなると、目指すものを低く設定したりして、より「現実的な」ものを目指そうとし始めるケースが多いですが、これではアクション、チャレンジもさらに可能性を狭めたものになってしまいますから、どんどん当初の目指すものからも遠ざかりますし、修正した目指すものの実現さえ危うくなってしまいます。
本来やるべきことは逆です。
今の発想に囚われていては実現が難しい状態になっているわけですから、その囚われている発想を破る、超えるようなものを引き出していく必要がありますから、さらに高いものを目指していくことです。
「現実的」という言葉や行動を、好んで使う傾向に人間界はありますが、その発想こそが現実的ではありません。
実現が充分可能なことさえ難しいものにしてしまうわけですからね。
常に変化、進化している自然界では、過去や今に囚われていることの方が未来の現実から取り残されることになります。
10年前には現実的ではなかったことが、たくさん今の現実になっていますね。
10年後でも同じことです。
きっと今は不可能だと思われていることが、たくさん現実になっています。
あなたが目指しているものが今の現実的なことであるとすると、それは目指すことさえやめなければならないことの可能性は非常に高いです。
どうぞあなたの能力を過去や今の状態に縛られることなく、未知の可能性を掘り起こすことにエネルギーの多くを振り向けてください。
それにはあなたの心に望むもの、目指す夢を聞くことですね。
その夢を周りの人に話して、あなたには無理だと言われたら、それこそがあなたの目指すべきものでしょう。
心が望んで、周りには実現の可能性が見えていないことは、あなたの中に大きな才能と可能性が眠っていることになりますからね。
ぜひあなたの素晴らしい才能、能力には、今の現実的ではなく、未来の現実的な夢を授けてください。
驚くほどに才能、能力は進化していきますよ。
(浜本 哲治)
ウォルター・バジョットの署名 Wikipediaより