カート・ヴォネガットの名言 Kurt Vonnegut
神よ、願わくば私に、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とを授けたまえ。
カート・ヴォネガット Kurt Vonnegut
米国の小説家 エッセイスト 劇作家 1922〜2007
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
こういう能力、才能は、本来全ての人の中に備わっているものでしょう。
後は、それをいかに引き出していくか。それに尽きるでしょうね。
そのすでに備わっている才能、能力の発露を妨げているのが「思考」「習慣」ですね。
そしてそのことに気づけずに、その才能、能力を外に求めようとして苦しんでいるのが人間かもしれません。
例えば、天候などの環境は変えることのできないことですが、本来人間の身体は天候などの自然には、非常に高い順応性を持っています。
その基本的な機能を低下させることなく保持、向上していけば余裕は生まれてきますが。
これを例えば寒さ、暑さなどに対して、必要以上に着込んだりエアコンなどの機器に頼り、一時しのぎ的な環境の変化を起こすことで、基本的な機能がどんどん低下していき、環境の変化に順応できなくなっているだけです。
また変えたい、実現したい。という思いはあり、一気には変えられなくても、それをできることを積み重ねていくことで変える、実現していく能力も備えられています。
思いのままに行動を起こし続けていけばいいのですが、上手くいかなかったらどうしようと考えてしまったり、実際に自然界では20:80の法則が働いていますから、その多くが上手くいかないことの連続になりますので、その現象に囚われて才能、能力がないのではないかというような思考に縛られていってしまっています。
自分自身を信じる力が、思考によって低下しているだけですね。
そして遭遇する全ての出来事の本質を、人間の潜在脳は見事に捉えているのですが、過去に思考領域で記憶したことだけで判断しようとし過ぎるために、これまた自分に能力、知恵がないような錯覚を起こしているだけです。
全てはあなたの中に授けられています。備わっています。
それを上手に引き出していくだけですから、常に向き合っていくのは自分自身の内に向けてです。
備わっている素晴らしい才能、能力を高め、引き出していくために必要なことは、あなた自身をどこまでも信じてあげることですね。
カート・ヴォネガットさんのこんな名言もありました。
みなさんにもひとつお願いしておこう。
幸せなときには、幸せなんだなと気づいてほしい。
叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。
「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と。
カート・ヴォネガットの名言
幸せと感じた時だけではなく、全ての遭遇する出来事には意味があり、進化のために貴重な宝が隠されています。
全ての出来事が幸せの源泉になると考えて間違いありませんから、その宝物を見つけだすためにも、常につぶやいていくといいでしょう。
その繰り返しが、あなた自身を信じることにも繋がっていきますね。
(浜本 哲治)