白洲 次郎の名言 Jiro Shirasu
プリンシプル(principle)
原理、原則、主義、主張、本源、本質。
原理、原則を知り、それに沿って生きていくことはとても大切なことでしょう。
そしてこれからは人間界のルールではなく自然界の原理、原則、ルールに沿っていくことが、人間の進化のためにも存続のためにも必要なことですね。
人間界は根本的な思い込みの間違いで、様々な問題を抱えている現状にあります。
人間界は自然界の一員であり、決して自然は人間のためだけにあるのでもなく、人間が自然を支配しているのでもありません。
当たり前のことなのですが、人間界の様々なローカルルールが根本的なところでこの間違った思い込みで成立していると感じさせるものばかりですね。
その象徴が、命は人間の命が何よりも大切だと考えていることでしょう。
自然界は命の連鎖で成り立っていますが、その頂点に人間がいるわけではなく、全ては循環しているだけで、どの命が大切でどの命が大切でないということはありません。
人間は植物や動物たちの命をいただかなければ生きていけません。
また動き回るだけで様々な生き物の命の上に成り立っています。
食べ物に関しては、目に見えるものですから意識することは多いかもしれませんが、歩くだけで目に見えない命をいただきながら活動できていることを意識することはあまりないでしょう。
無意識の中で人間は自分たちが自然界の中心にいて、自分たちが最も大切な存在だと思い込んでいます。
人間界のあらゆるものがそういう思い込みの上に成り立っていますから、それを原理、原則として考え始めると自然から乖離していってしまいます。
その結果様々な問題を抱えることになり、自らが迷い苦しむことになっています。
無意識に刷り込まれているものですから、自然界のルール、原理、原則に立脚するには、最初は意識することが必要になるでしょう。
しかし、よりどころ、信条、主義、主張を自然界のルールに沿わせることは、劇的にあなたの中の様々な問題を解決していきます。
自然のプリンシプルに沿って生きていけば間違いなく迷い悩むこともなくなるでしょう。
そして才能、能力が最も発揮できる状態になりますから、思い、夢の実現も確実に速くなります。
どうぞあらゆる場面で自然に沿うことが何かを意識しながら、言動、チャレンジを見直してください。
人間は迷い悩むもの。は人間界のローカルルールに寄り添っているからです。
自然界の本質を見極められれば、人間は迷いなく素晴らしい能力を発揮するもの。を実感していくことになりますよ。
(浜本 哲治)
白洲夫妻が住居にしていた武相荘 Wikipediaより