田中 絹代の名言 Kinuyo Tanaka

田中 絹代(Kinuyo Tanaka)Wikipediaより

寝たきりでも演じられる役があるだろうか。

田中 絹代 Kinuyo Tanaka

大正・昭和期の日本の女優 映画監督 1909〜1977
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


生涯一女優を追求した様子が窺えますね。

どんな分野でも、深く深く追求していくと、必ず個性的な世界に突入していきます。

追求をどこまでも進めるのに大切な原理原則は、シンプルな真理、自然の摂理なのですが、そのシンプルなルールに沿って追求することで、同じものになっていくのではなく、個性が際立つことになっていきます。

圧倒的な個性が現れない段階では、まだまだ追求が序の口だということでしょう。

また、追求が行き詰まり、ワクワクと追求して行ける道が見えてこないとすると、それは真理、原理原則に沿えていないと考えて間違いありません。

思考に縛られて自由度が低い。
本来目指すべき夢になっていない。
一点に集中できていない。等々ですね。

今追求している道、分野をどこまでも愛し、究極の理想や目指す夢が見えているかどうか。

人生の一本道。
人生を賭けて実現する夢に向けて、全てのチャレンジをそこに向けた道の上に置けているか。

シンプルに明確に、ひとつの究極を目指すことです。

もちろん極みはありませんから、究極も変化、進化していくでしょう。

ただ、曖昧なものを目指すとチャレンジが曖昧になります。

中途半端を目指すと、当然チャレンジも中途半端になります。

短い時間の人生しか与えられていませんが、その中でどこまで深く、遠くまで到達できるか。

あなたにしか開拓できない領域が必ず存在します。

せっかくの人生ですし、奇跡的に生かされている時間ですから、圧倒的な個性の領域にぜひ踏み入れてください。

その領域に突入していくには、個性を追求しようとするよりは、本質、真理を追究しようとすることですね。

その方向に向かうことで、最も確実に早く、誰にも真似のできない個性の領域に到達できます。

どうぞ最期の瞬間まで、追求したいと感じられることを、今から目指して追求にチャレンジしていってください。

そう思えるもの感じられるものでなければ、深い追求は実現していかないでしょう。

それができれば、どこまでも深く、遠くまで、その分野、領域を開拓できますね。

(浜本 哲治)

『お嬢さん』(1930年)左から岡田時彦、田中、斎藤達雄 Wikipediaより
『お嬢さん』(1930年)左から岡田時彦、田中、斎藤達雄 Wikipediaより

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