宮城 道雄の名言 Michio Miyagi
謙遜のブレーキのかからない自信はやがて慢心となる。
宮城 道雄 Michio Miyagi
作曲家 箏曲家 十七絃の発明者 1894〜1956
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自信を持つことはとても大切なことです。
ただそれが慢心になってしまっては、せっかくの心強い自信が、エネルギーや能力を充分に発揮することに繋がりません。
宮城 道雄さんのこんな名言があります。
慢心の出るのはまだ自分の芸が幼稚な証拠で、芸が進めば進むほど慢心は出来なくなるものである。
宮城 道雄の名言
どんな分野のどんな道であっても、たかだか数十年の時間で切り拓ける領域は知れています。
慢心が出てくるのも、諦めや卑下が出てるのと同じで、誰かと比較することからでしょう。
多少誰かと比較して優れていたとしても、追求できる道は永々と続いていますから、そこで満足してしまっては、せっかくその何倍も大きな歓びを感じられるチャンスを逃すことになってしまいますね。
向き合うのは常に自分自身で、充分に知っておくべきことは自然界に完成も極められることもないという自然界の真理ですね。
そして深く追求できればできるほどに、深遠な奥行きを感じることになりますから、追求が進んだ人ほど謙虚になります。
表面的に虚勢を張るほど、道の追求が浅いと言っているようなものでしょう。
宮城 道雄さんのこんな名言もありました。
修行中は馬鹿になっていなければ上達しない。
馬鹿という言葉を言い換えれば、ものに拘らない素直なことである。
理屈っぽいのが一番修行の妨げになる。
宮城 道雄の名言
これはアスリートにも当てはまることですね。
新鮮な気持ちで取り組めている時は、成長、進化も著しいのですが、この理屈が出てくるようになると成長、進化はピタリと止まります。
中途半端なところで決して満足しないことです。
どんな道にも極みがありませんから、生涯修行と考えてもいいでしょう。
常に昨日の自分を超えることを目指していれば、慢心も理屈も出てくることはないでしょう。
最後に、もうひとつ宮城 道雄さんの名言です。
月並みな詩や音楽にあらわすよりも、自然の音に耳をかたむける方が、どれだけ勝れた感興を覚えるか知れない。
私たちがどんなに努力しても、あの一つにも勝れたものは出来ないであろう。
宮城 道雄の名言
偉大なアーティストが異口同音に言われることですね。
自然に近づけること、いかに近づけていくかが本質に向けての追求です。
これは芸術の分野だけではなく、あらゆる分野において言えることでしょう。
どうぞあなたの素晴らしい才能はどこまでも深く追求していってください。
あなたにしかできない領域にぜひ踏み込んでいってください。
(浜本 哲治)
宮城道雄記念館(2017年9月27日撮影)Wikipediaより