徳川 光圀の名言 Mitsukuni Tokugawa

徳川 光圀(Mitsukuni Tokugawa)Wikipediaより

苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし。

徳川 光圀 Mitsukuni Tokugawa

常陸国水戸藩の第2代藩主「水戸黄門」1628〜1701
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


苦楽は表裏一体ですし、自然界のエネルギーの波ですから、それは必ず存在するものです。

苦も楽も、ひとつには捉え方の問題でもありますし、感情的なことに過ぎません。
どちらも進化のためには必要不可欠なものだと認識してしまうことですね。

苦も楽も最高で最善で素敵なことだと感じてしまうことは、思考習慣でもできますが、それには自然界の本質を理解することですね。

自然界には良いも悪いもなく、単にエネルギーの波があるだけです。

いつまでも苦に感じられることが続くことはありません。
同様に楽に感じられることもそうですね。

常に変化して、楽に感じられること苦に感じられることの間を揺れ動きながら、進んで行くのが自然界です。

人間に感情があるのは、前に進んでいくエネルギーにしていくためと、進んで行く方向の気づきを得るためです。

とかく出来事そのものや、感情に囚われ、振り回されて、前に進むエネルギーにできていないのが人間でしょう。

感情も愉しむことです。
エネルギーになる大切なものですから、大いに感じることです。

感情に振り回されるのが嫌だからと、感じないようにするのも不自然なことですし、これはこれでエネルギーが不足して前に進めません。

苦楽が交互にやって来るからと、振れることを心配したり、振れないようにするのではなく、自然界がそういうものだと知ることが大切で、それをいかに活用していくかを試行錯誤していくことですね。

苦と楽の間を行き来しているので、その動きだけを見ると波状に見えますが、一日や季節の移り変わりを感じてもわかるように、それは円運動を描いています。

波状に見える動きは、厳密にはスパイラル状を描いています。

季節も同じような季節を繰り返しますが、決して同じではありませんね。

自然界のエネルギーは、この波状、スパイラル状の動きになっているので、壁や障害物などを超えていけるものになります。

この動き、揺らぎを、いかに活用するかがあなたの進化に直結します。

まずはそういうものだと認識して、その揺らぎをあなたの中に取り込んでください。
夢の実現、才能の成長、進化に活用してください。

本質を知り、そのコツを掴んでいくと、あらゆる場面を愉しめて、全てを進化に繋げていけますね。

その奥義とも言える徳川 光圀さんの名言です。

生くべきときに生き、死すべきときに死す。
ものごとに拘泥せず、また執着しない。
あればあったで楽しめばよいし、なければないでかまわない。

徳川 光圀の名言


完成、完璧がない自然界では極められることはありませんが、今究極と感じられる到達点を本気で目指すことで、この心境には到達できるでしょう。

どうぞ、到達点にゴールのない自然界でタイムリミットまでに、どれだけ遠くに、高みに辿り着けるかにチャレンジしていってください。

ゴールがないからこそ、到達点を決めることが重要になりますね。

(浜本 哲治)

水戸黄門神社(義公生誕地)Wikipediaより
水戸黄門神社(義公生誕地)Wikipediaより

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