三浦 環の名言 Tamaki Miura
私のバタフライは、ピアニッシモが生命なの。
イタリーの人達は身体も大きいし、声帯も違うでしょ。
その中で競争するには、日本人で小柄な私はピアニッシモを大切にしたの。
ピアニッシモが私の生命なのよ。
三浦 環 Tamaki Miura
日本で初めて国際的な名声をつかんだオペラ歌手 1884〜1946
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
強みや得意を活かしてこそ、夢の実現には近づいていくものでしょう。
嫌なことを嫌々やって近づいてくる夢もなければ、抜きん出る能力もないでしょう。
自分の中でさえ好きや得意に優るものはありませんから、仮に誰かと競うことになっても同じことでしょう。
また自分にないものを学ぶことは大切なことですが、それをオリジナルに昇華させてこそ意味があって、単なる模倣ではオリジナルを超えることはできません。
そしてあくまでも持ち味、得意を伸ばすため追求するために学んでいくことです。
金太郎飴教育の影響か、どうも日本ではウィークポイントの矯正や不得手の克服で長所が伸びていく幻想を抱いているケースがありますが、短所、不得意などがなくなることはなく、その矯正をし始めるとたぶんそれだけで人生の時間は使い切ってしまうでしょう。
短所の矯正は長所をも引き下げてしまいます。
どうしても矯正したい短所は、長所をひたすら伸ばすことで、穴埋め、引き上げを実現していくことです。
風呂敷の結び目を引き上げれば、全体が引き上げられるのと同じイメージですね。
持っている能力、持ち味、得意をどこまでも深く追求して、ぜひその能力を披露していってください。
ストロングポイントの追求でこそ、より高いレベルのステージで能力を発揮できることになります。
そこをどこまで追求できるかです。
学んだこと体験したことは、全てあなたの長所を伸ばすことに結びつけていってください。
一点を自然界のルールに沿ってどこまでも深く追求していけば、必ず全てが深さに応じてレベルアップしていきます。
あなたの長所は本当に素晴らしい才能です。
どうぞそこだけに全てのエネルギーを注いでください。
(浜本 哲治)
三浦環(1917年)Wikipediaより