岸田 劉生の名言 Ryusei Kishida
醒めよ、吾が冷き理性、醒めよ、吾が、強き意力、常に爾(なんじ)を欺(あざむ)きて、眠らせんとする、卑屈なる吾を鞭打て、吾は弱し、されど、吾は、吾自ら進まざる可らず。
醒めよ!常に醒めよ!
岸田 劉生 Ryusei Kishida
大正~昭和初期の洋画家「麗子像」シリーズ 1891〜1929
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間は慣れよう落ち着かせようとしがちですが、これを必要以上にやると能力の進化は実現していきませんから、かえって不自然なストレスを感じ溜め込むことになる可能性の方が高くなっていくでしょう。
常に変化することが自然な自然界では、立ち止まること変化しないことはすなわち後退を意味することになります。
自分の中に入ったものが自然に落ち着いて蓄積されていくのはいいのですが、その落ち着きは次の変化への礎にしていくことで、そこで立ち止まってしまってはいけませんね。
ましてや意図的に思考などで、変化が常の自然界で落ち着かせようとすることは非常に不自然な行為になってきます。
能力なども常に新鮮な刺激を与えていないと成長、進化は実現していきません。
一時的、短期的な楽さなどを求めて、刺激を単調化、画一化してしまっては能力はどんどん眠ってしまいます。
人間が単調な中では居眠りをしてしまうことと同じでしょう。
ラクさを求めるのではなく楽しさを追求していくことです。
あなたがあなたの心が描けた夢を実現していくために必要な能力はすでに全て備わっています。
その能力をいかに眠らせず目醒めさせるかです。
夢の実現のために必要な能力を外から獲得、仕入れるのではなく、自分の内側から引き出すイメージをぜひ持ってください。
いずれにしても能力を引き出し活性化していくには、新鮮な刺激を受け続ける、自分に与え続けることです。
慣れよう、落ち着かせようとは自分からはしないことです。
少しでも慣れ、落ち着いたら、すぐに新たなチャレンジです。
覚醒させ続けることが、長い目で見たり、未来の夢の実現には大きな不自然なストレスを溜めることなく前進、成長、進化を実現できる方法です。
チャレンジに物理的な抵抗、精神的な自然なストレスを感じなくなると、時間の経過とともに不自然なストレスが大きくなっていきます。
どうぞあなたの才能にはどこまでも新鮮な刺激を与え続けてください。
そういう環境を創っていってください。
そのチャレンジにあなたの才能は能力の発揮できっと応えてくれますよ。
(浜本 哲治)
道路と土手と塀(切通之写生)Wikipediaより