竹鶴 政孝の名言 Masataka Taketsuru
ウィスキーの仕事は私にとっては恋人のようなものである。
恋している相手のためなら、どんな苦労でも苦労とは感じない。
むしろ楽しみながら喜んでやるものだ。
竹鶴 政孝 Masataka Taketsuru
実業家 ウイスキー製造者 ニッカウヰスキーの創業者「日本のウイスキーの父」1894〜1979
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
せっかく人生を賭けて、命の時間を削って取り組むことですから、恋する、愛することをやりたいですし、やることはとことん愛し抜きたいですね。
その愛が、夢の実現を早め、確実なものにしていき、果たすべき使命や、到達すべきレベルに誘ってくれるものでしょう。
夢へのチャレンジを苦しいものにしてしまうことはもちろんですが、努力する。頑張る。というのも少しズレていますし、これでは能力を充分に引き出せないでしょう。
夢をどんどん実現していったり、才能をどんどん伸ばしていくには、周りからとんでもない努力をしているように見えるようなことを、当たり前のこととして涼しい顔をしてやっていて、ようやくそういう領域の入り口に立つことになるでしょう。
何もせずに夢が実現していったり、能力がどんどん進化していくことはあり得ませんし、毎日同じことを単純に繰り返しているだけでも夢は近づいてきませんし、能力が飛躍的に進化することもありません。
そこにどれだけ愛を込められるか、どれだけ愉しめるか。
これが夢の実現、道を極めていくために最も不可欠な要因ですね。
竹鶴 政孝さんのこんな名言もありました。
ウィスキーでもそうだが、良い酒をつくるためには、規模や設備では解決できないものがある。
熟成をじっくり辛抱して待つ精神や気質がないと、決してよいものはできないというのが私の信念のひとつである。
竹鶴 政孝の名言
人間が脳にインプットした情報なども、睡眠時間という脳内での熟成を経ることで、その情報や能力の可能性が格段に大きくなっていきます。
たくさんインプットして、たくさん引き出していけるようにするために、その自然なインプットやアウトプットをできるだけ妨げないようにすることが、最も大切なことになります。
特にアウトプットに関しては、脳や心を縛りつけることなく解放してあげることが最重要ポイントです。
まさに愛するもの、人ほど自由にしてあげることが大切だということになりますね。
夢の実現、才能の開発も恋すること愛することと何ら変わりはありません。
どこまでも大きな愛で包み込んでください。
どこまでも深く愛し抜いてください。
惜しみなく大きな愛を届けた先には、必ず届けた愛を超える愛を受け取ることになりますね。
(浜本 哲治)
竹原市に残る生家、小笹屋(竹鶴酒造)Wikipediaより