アレグザンダー・マッケンジーの名言 Sir Alexander MacKenzie
たいがいの失敗は、自分勝手の間違った予測に原因がある。
アレグザンダー・マッケンジー Sir Alexander MacKenzie
スコットランドの探検家 1764〜1820
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自然界で自身が遭遇する現象のメカニズムを把握しておけば、その要因は全て自分の中にあることが理解できます。
全ての現象はエネルギーが共鳴して起こります。
言葉や行動のエネルギーを放出すると、そのエネルギーに対応することが、人や自然のエネルギーが反応して起こります。
そして常にエネルギーは変化し続けていますから、例え自分から全く同じエネルギーを放出したとしても同じ現象が起こるとは限りません。
エネルギーの共鳴現象として起こることは、今放出したエネルギーに反応して起こること、そして過去に放出したエネルギーに対して起こること、またそれが複合して起こること、これも様々ですが、いずれにしても自分に関連することは、自分が放出した今までの何らかのエネルギーに反応して起こっていることです。
もちろん具体的に言動にしていないエネルギーにも、例えば察知したり、顔色を伺って。という行動は人間にはたくさんありますから、思いというエネルギーに反応した現象も起こりますね。
そしてその放出したエネルギーを受け取った人や、自然がどう感じ、受け止めるかは相手次第で、その受け止め方をコントロールすることはできません。
どうもこのコントロールできない自分以外のことに対してコントロールしようとして、無理、無茶をしたり、大きなストレスを抱え込んだり、思ったようにならないと苦悩に感じたりしているケースをよく見かけますが、これはもったいないです。
自分自身のことを感じてみるとわかりますが、常に変化し続けていて体調、感情の起伏もあるのが普通ですから、仮に同じことを言ったとしても、それを同じように捉えたり感じたりして同じ結果、現象が起こるとは限りません。
いや同じことが起こることの方が奇跡的な確率だと考えた方がいいでしょう。
そのコントロールできない変化し続けるものに、ストレスを感じても意味のないことです。
無理、無駄な自分以外をコントロールしようとする時間があれば、何が起こっても柔軟に対応できる自分自身を創っていくこと、次に放出するエネルギーをどんなエネルギーにしていくかを感じ、考える時間にしていった方が、遥かに夢の実現にも才能、能力の進化にも効果的な時間になっていくでしょう。
時間は刻々と命を削って使っている財産です。
コントロールできないことに貴重なエネルギー、財産を使うのはもったいないことです。
全ての自分に降り懸かる現象は、過去から今までの目に見える言動も、目に見えない思いなども含め、あらゆるエネルギーが複雑に交錯して起こっていますから、その原因を思考で考えても到底理解はできないでしょう。
これは自分が原因、これは誰それが。。。などと人生を複雑にしていては時間がいくらあっても足りないですし、ストレスが膨れ上がっていくだけです。
全ての因は我にあり。とシンプルに考え、感じてしまえば、自然界のメカニズムに沿っていますし、無駄な時間を浪費することも余計なストレスを蓄積することもなくなります。
例えば、全ての人がこの発想を持つことができれば、争いも病もことごとくなくなっていくでしょう。
自然を知り、自然に沿うことが人間界の問題を解決することになることは、自然界で過ごすからには避けられないことです。
そしてそれはいたってシンプルで、今すぐにでも実践できることです。
生活の全てに、そしてあなたの素晴らしい才能には、ぜひシンプルな自然を授けてあげてください。
人間界のローカルルールの中で苦悩している状態は、あっという間に氷解していきます。
夢の実現、才能の進化もどんどん進んでいきますよ。
(浜本 哲治)
アレグザンダー・マッケンジーの1792-1793カナダ横断成功時の石碑文。ピースリバー。Wikipediaより