マイケル・ファラデーの名言 Michael Faraday

マイケル・ファラデー(Michael Faraday)Wikipediaより

大切なことは、すべてのことをどのように静かに受け取るかを知ることである。

マイケル・ファラデー Michael Faraday

イギリスの化学者・物理学者 1791〜1867
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


日々様々な出来事、現象などに出逢いますが、いかに感情的にならずこれを受け止め、立ち止まる時間を少しでも減らして前に進んでいくかでしょう。

簡単に考えれば、時間の限られた人生で、夢の実現にも能力の開発にも終わりはありませんから、少しでも立ち止まることを少なくしていけば、それだけより遠くまで、高くまで、深くまで辿り着けることになります。

上手くいかなかったことに心乱して立ち止まってしまうことももちろんですが、上手くいったことでも、あまりいつまでも感情に浸ることなく、ゴールのないさらなる高みに進んで行くことです。

意外と立ち止まっている時間は長いものです。
上手くいかないからといって立ち止まることも、上手くいったからといってその場に居座ることも、感情、思考に囚われている時間が長くなっていることが多いですね。

感情は大切なエネルギー源になりますから大切なものですが、それをいつまでも発散していていると、その単なる発散に貴重なエネルギーを多く使ってしまうことにもなります。

感情を味わうのは一瞬で充分でしょう。
後の感情のエネルギーは、すぐにさらに先に進むために活用することです。
喜怒哀楽の感情にエネルギーを使い果たして、疲れていては元も子もありません。

感情は思考の産物ですが、感情に至らなくても、思考で考え過ぎて前に進めなくなっているケースも多いですね。

これはもっとあなたの潜在領域、思感を信じてあげることです。

そのためにも思考と思感の違いを、日々しっかりと感じ分けて実感することが大切なことになりますが、現代人はとかく思考に頼り過ぎて、せっかくの才能、能力を活かし切れていないことが多過ぎます。

全てのことを静かに受け取ることも、すぐに波立ってしまう思考に委ねるより、本質をズバリ見抜き、キャッチできている思感をもっともっと活用できるようにしていくことです。

思感を意図的に活用している人はまだ少数でしょうが、そう遠くない未来には、もっと思考より思感の活用が進み、多くの人が大いに活用できる進化した時代が訪れます。

この使い分けは今すぐにでも始められることですし、特別な能力でも何でもありません。
誰にでも簡単に活用できるものです。

今はそれに気づいていないか、使い方をマスターできていないだけです。

思考と思感の使い分けができるようになれば、全ての出来事を静かに受け止めることも容易にできるようになります。

どうぞ脳の進化に向けた使い方にも、まだまだ奥深いものがあることを知って、ぜひ実践していってください。

これまでに紹介したマイケル・ファラデーさんの名言です。

(浜本 哲治)

1850年ごろの研究室で作業中のファラデー。作者の Harriet Jane Moore はファラデーの生活を水彩画で描いた。Wikipediaより
1850年ごろの研究室で作業中のファラデー。作者の Harriet Jane Moore はファラデーの生活を水彩画で描いた。Wikipediaより

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