パラケルススの名言 Paracelsus
全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。
その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ。
パラケルスス Paracelsus
ルネサンス初期のスイスの医師 錬金術師 化学療法の祖 1493〜1541
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
通常の食べ物であっても、過ぎたるは及ばざるがごとしのように、食べ過ぎることは毒になってしまいます。
人間が生きるのに必要な酸素でさえ、一方で酸化させることにもなっていますね。
水も多く摂ればいいというものでもありません。
人工物の薬などは必ず副作用がありますから、ほんの一時的に有効な部分だけを辛うじて使えるくらいで、長期に続けることは量に関係なく、これはまさに毒と言えます。
ストレスも、自然なストレスも睡眠などの休息を入れて活用することで、成長、進化には必要なものになりますが、休息を入れずに与え続けるストレスは、それが自然なストレスであっても身体にダメージを残していきます。
全てのことにおいてチャレンジは必要ですが、無理は禁物ということですね。
本来全ての適量は、人間の脳が把握して合図を送り出しているのですが、人間界の現代社会はその脳からの信号や身体に現れたサインなどに無頓着になっていますし、それを薬などで抑え込んでしまって感じられなくなっています。
また社会のシステムなどの影響で、それを無視せざるを得ないような非常に不自然な状況にもなっています。
健康やダイエットなどもそうなのですが、様々な情報が錯綜していて真偽のほどが定かではない情報が多くなっています。
何かを食べればいい。というような情報を鵜呑みにする人も多くなっていますが、こういう状況の中だからこそ、知識や情報があてにならないとも言えるでしょう。
栄養なども、必要なもの、不足しているものは身体、脳が教えてくれます。
本来はこの情報が最も正しく、それを感じ取ることが重要なことです。
まずは何よりも健康が大切ですから、その部分から身体の声、脳の信号をキャッチしてください。
それを感じ取れる部分から、能力の開発、進化に向けての活用が広がり、小さなエネルギーを感じ取ることに役立ってきます。
身体の声、脳のサインを感じることは、自然を感じること、自然に沿うことの大切な一部になります。
全ての実現、成就に必要なことですね。
(浜本 哲治)
パラケルススのモニュメント(ドイツ・バイエルン州のベラッツハウゼン)Wikipediaより