ヘンリー・フィールディングの名言 Henry Fielding

ヘンリー・フィールディング(Henry Fielding)Wikipediaより

負い方一つで重荷も軽い。
見えにくいものでも、視点を変えれば見えてくる。
難しいことでも、方法を変えれば解決する。

ヘンリー・フィールディング Henry Fielding

イギリスの劇作家 小説家 イギリス小説の父 1707〜1754
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界は捉え方次第ですし、少しの、ほんの僅かな違いが大きな違いを生み出す世界です。

同じ重さの荷物でも、手だけで持ち上げよう、持っていようとすると大きな重さを感じたり、大きなエネルギーを使って疲れも大きくなりますが、全身を上手く連動させて使えば、重さをそれほど感じることもなく、使うエネルギーが少なくて済む方法がいくらでもあります。

アスリートの身体の使い方なども、いかに自然の理に適った使い方をして、同じエネルギーを効率的にレバレッジが最大に効いた使い方ができるかで、全く違った世界が拓けてきます。

そこには多少の技術の差を凌駕するほどのものがあります。

本来自然界で遭遇する、起こる出来事は、自分から放出したエネルギーに共鳴して必然、必要で起こることです。

そこには良いも悪いもなく、原因があって結果があるという、非常に明確な原理が働いているだけです。

それを人間が思考の産物である感情で捉えて、好き嫌い、良し悪しで分けてしまうことで、振り回されたり、囚われたりすることになっています。

ひとつの出来事も、その一瞬で見える範囲は決まっていて、多くの場合その出来事の一面しか見ていない、見えていないことが多いものです。

ひとつの物体も、必ず自分のいる場所から見える側面しか見ていなくて、そのものを判断していますが、立ち位置を変えると別の側面が見えてきて、その物の本質が全く違うものであった。というようなことはよくあることですね。

また常に全てのものが変化し続けている自然界では、それが物であっても、形のない思いなどにしても、例えば同じアプローチをしたとしても、昨日とは違う反応が出てくる可能性があります。
そのアプローチが少しでも違えば、違う反応になることは大いにあることです。

言葉の一言があるかないかだけで、違うだけで、全く違う、大きく違う結果になることは本当によくある話です。

どんなに永遠に続くように思われたものでも、栄枯盛衰が起こるものですが、自然界は常に進化しています。
人間界はまだ進化の方向に向かっているとは言えないでしょうが、自然界の大先輩である植物たちは少なくとも進化してきていますし、常に進化の方向に向かって進んでいますから、自然界全体は進化に向かって変化し続けています。

そんな進化に向けて変化し続けている自然界で、後退する方向に向かっていたり、頑なに変化をしないようにすることは、いずれ淘汰されていくことになります。

進化に向けて変化し続けられることで、進化を続ける自然界で起こる現象に対峙して、以前には難しかったことでも超えていくことが可能になっていくものです。

日常の中にも溢れるほどにある、自然界の原理、法則に沿えるかどうかで、大きく結果や過程が違ってくる世界ですから、あなたの才能、能力、そして夢や追求している分野でも進化の余地は無限にあります。

進化の余地がないと考えてしまうのは、まさにこの言葉にある、わずかな一面しか見ていない、考えていないか、自然界の本質がわかっていないかでしょう。

どんな分野のどんなことでも、才能などでも、極まること、完成することはありません。
進化し続ける自然界ですからね。

どうぞどこまでも深く、止まることなく追求していってください。

これまでに紹介したヘンリー・フィールディングさんの名言です。

(浜本 哲治)

バースのウィドコムロッジにあるヘンリーフィールディングメモリアル Wikipediaより
バースのウィドコムロッジにあるヘンリーフィールディングメモリアル Wikipediaより

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