クロード・ベルナールの名言 Claude Bernard

クロード・ベルナール(Claude Bernard)Wikipediaより

自分の観念をあまりに信頼している人々は、発見をするのにはあまり適していない。

クロード・ベルナール Claude Bernard

フランスの医師 生理学者 1813〜1878
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


クロード・ベルナールさんの同じような意味合いのこんな名言もありました。

すでに知っていることが、私たちの学びをしばしば妨げのだ。

クロード・ベルナールの名言


どんどん夢や進化を実現していくには、どんどん創造していくことが大切になります。

どんどん学びを深め、多くの発見をしていくことが必須になってきます。

この時に大きな妨げになるのが自分自身の「思考」です。

この辺りも植物たちと人間の大きな違いでもあるでしょう。

人間よりも高度な思考力を持っている植物たちは、決して感情に振り回されることはありません。

もちろん経験から学んでいないわけではありませんが、例えば超えたい壁が目の前にあるとすれば、あらゆる可能性を常にフラットに捉えチャレンジしていきます。

自然界では環境も常に変化していること、そして創造の組み合わせは、例え同じもの同士であっても、タイミングが違えば全く別物になる可能性があることも植物たちは熟知しているのでしょう。

同じようなチャレンジの繰り返しを飽きることなくし続けてきます。

ただもちろん同じことではありません。
工夫、変化を持たせていますから、同じようなではありますが同じではありません。

植物たちのチャレンジには、経験するたびに可能性が広がっていくことも感じます。

人間は経験や情報に囚われ過ぎる傾向にあります。
その結果どんどん可能性が狭まっていって、やがて行き詰まってしまうのが人間の場合の多くのケースです。

思考の中だけで全てを処理しようとすると、多くの場合こういう結果になってしまいます。

時に閃きには思考では理解できないことが引き出されることもありますが、思考では陳腐なこと、過去に上手くいかなかったことなどと感じるようなことが引き出されることがあります。

これが引き出された場合に、思考ではそれは上手くいかないと決めつけてしまって、アクションの選択肢に入らないことが多いのですが、これは非常にもったいないことです。

過去に、また情報としてどんなに可能性が低い、ないとなっていたとしても、閃きで引き出されたものは、まずその引き出されたタイミングでチャレンジしてみることです。

意外と新たなものを生み出すことが多いことに気づけるでしょう。

人間は学び、経験するごとに、どんどん堅固な枠を構築してしまう傾向があります。
そしてやがて時代遅れというような、人間界の常識などからは表面的なレッテルになってしまいます。

人間界の常識と自然界の常識、自然とは大きな乖離があります。
ここもしっかりと把握していかないと、囚わればかりが多くなって成長、進化が鈍化していってしまいます。

人間界の常識や流行りなどは、囚われる、こだわる、固執するといったものになっているケースが多いですが、自然界の自然、常識は、その方向にどこまでも深く追求していくもの、その追求が可能になってくるものですから、その違いで感じてみるといいかもしれません。

無限の可能性を秘めているあなたの才能には、囚われ、こだわりのない思考で、また思考を手放した思感、潜在領域での対応で、その可能性をどこまでも引き出してください。

囚われを取り払うだけで途端に輝き出す才能を私もたくさん見てきました。

常に、そしてどこまでも進化できるあなたの才能を実感していってください。

(浜本 哲治)

1847から1878年に亡くなるまでクロードベルナールの研究室のプレート Wikipediaより
1847から1878年に亡くなるまでクロードベルナールの研究室のプレート Wikipediaより

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