山田 耕筰の名言 Kosaku Yamada
自然界で、これほど美しく、やりがいのあることはないでしょう。
もちろん、新しい才能を育てるということも、自分の存在しない、未来に向けて、大いに意義のあることですね。
そして、その後に続くものを育むということも含めて、まずは、自分の中に、常に新たな芽を育んでいくことに、チャレンジしていく必要があるでしょう。
山田 耕筰さんのこんな名言もありました。
作るのではなくて、生活から生む。
というのが私の創作上の信条である。
山田 耕筰の名言
創造の種子は、日常の中にちりばめられています。
生活の中の様々なことを感じ取っていくことで、それも、小さな違いや変化を感じ分けていくことで、創造、創作へは繋がっていきます。
何も机に向かっていたり、ましてや研究所の中だけで、新たな創造、創作が生まれるわけではありません。
むしろ、日常の生活の中で発見したり、閃きを得たりしたものの方が遥かに多いでしょう。
また、山田 耕筰さんはこんなこともおっしゃっています。
知識の極みのさきには、神秘の世界がある。
神秘の扉を開いて光明の彼岸に達せんとするは、ただ感悟の力によるのみ。
山田 耕筰の名言
思考領域に蓄積する知識や情報だけでは、突出した才能、能力の発揮には至りません。
思考を超えた領域に、どれだけ踏み込んでいけるかで、才能、能力の進化も、創造も、夢の実現も見えてくるものでしょう。
これまでは、この扉を開く能力などが、俗に言われる、天才の才能と言われてきましたが、これは、決して難しいことでも、もちろん生まれながらに、あるとか、ないとかの特別な能力ではありません。
誰にでも簡単に扉を開けて、踏み込んでいける領域です。
また、この言葉にもあるように、悟りを開かなければ、到達できない境地とも考えられてきましたが、これも、決して山などに篭って、特別なことをしなければ、悟れないものでもなく、本来の悟りは日常の中にあるものです。
まずは、この境地、領域に、自らが踏み入れて、自分の新たな芽を、常に育んでいけるようにしていってください。
そして、あなたの後に続く人たちにも、その領域に入っていけるように、才能の芽を育んでください。
ぜひ、この境地、領域に踏み入れることを、特別なこと、辛いこと、苦しいことにしないでください。
そう感じられるものだとすると、多分、人間界の常識などに囚われた、小さな世界の悟りである可能性が高いです。
もっともっと大悟を目指して、あなたの潜在領域から、様々な情報や能力を引き出してください。
(浜本 哲治)
1952年の山田耕筰。後ろの絵は恩地孝四郎による山田の肖像 Wikipediaより