アラン・カプローの名言 Allan Kaprow
幸福の根本は、何をするか、何を愛するか、何を望むか、の3つである。
アラン・カプロー Allan Kaprow
米国の芸術家 ハプニングの創始者 1927〜2006
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自然界での幸福、実感として幸せを感じられるのは常に今しかありません。
今の中にしか幸せはないと言えるでしょう。
どうも人間界ではそう仕向けられているのか、何かを手に入れる、あるいは何かが実現できた、その未来にしか幸せはないように考えられている傾向がありますが。
もちろんその未来の幸せを実感する時も、その時の今でしかないのですが。
そのたどり着いた未来の地点から、さらに先に何をしようとしているのかが見えることなく、その到達の幸せ感だけであれば、ほんの一瞬のことになってしまいますね。
幸せを感じられるのは、常に程の中の今です。
毎瞬訪れる過程の中の今から、いかに幸せを感じていけるかで、人生を充実感溢れるものにできるかどうかが決まってくるでしょう。
一日は一生の縮図ですからね。
今の中に幸せを見いだせないでいると、たぶん未来のどの地点でも、その時の今に幸せを見出すことはとても難しいことになるでしょうね。
例えば今できないことが、その思考習慣、行動習慣を変えようとすることなく、突然変化することは非常に稀なことですからね。
その今の中に幸せを見出していくために、また今の中に幸せを創っていくために何をするか、何を愛するか、何を望むかがとても大切なことになります。
今の中に幸せを創り、見出すために、まず何よりも大切なことが人生で何を目指しているか。
何を望んでいるかを明確にして、実現に向けてチャレンジし続けていることが最重要なことでしょう。
これがなければ今に幸せを創ることも見出すことも、とっても難しいものになります。
人間は例えば目の前しか見えていないと、とても不安になっていくものです。
目の前で起こることに右往左往しているだけの毎日は、本当にストレスと疲労が溜まることは誰もが感じたことがあることでしょう。
かりに同じことをするのであっても、それが自ら目指しているものの実現のためであると、はっきりとわかっていることであれば、それほど不自然なストレスも疲労も感じることはありませんね。
明確に目指すものがあるからこそ、やること、やりたいことがはっきりとして愛するものが見えてくるものでしょう。
もちろんその目指すものが、自然界で本来目指すべき夢などでないと、やること、愛することも不自然なものになっていくのは間違いのないことです。
夢は実現することより、それに向けてチャレンジすることに、より大きな意味と価値があるものです。
どうぞ今すぐにでも、今日からでも自然界の自然の原理に沿っていてけば、より大きな幸せを感じられる毎日になっていきますから、ぜひその原理に沿った毎日にしていってください。
(浜本 哲治)