スティーブ・ウォズニアックの名言 Stephen Gary Wozniak
世界を急に変えることはできなくても、少しずつ良くしていくことはできる。
スティーブ・ウォズニアック Stephen Gary Wozniak
米国のコンピュータ・エンジニア スティーブ・ジョブズ、ロン・ウェインらとAppleの共同設立者の一人 1950〜
自然界で起こる現象として、結果が現れるのは一気に動き出し表出してきますが。
それはそこまでの小さな蓄積があって、閾値、限界点を超えるほどになったからこそ起こる現象で、その現象の劇的な部分だけを見ていて、チャレンジに無理をきたしている人は多いものですね。
無理をすれば無理をしたなりの結果になってしまって、後々必ずその無理を補わなければならなくなるのが自然界の原理とも言えます。
そして多くの場合、現象が起こってしまってからだと、それまでに費やした時間やエネルギー以上のものを注ぎ込まなければ、その状況を取り戻すことはできません。
これは人間の健康のことを感じてみても明らかですね。
このことは目指す夢の結実に現れれば、一粒万倍の自然界では、それまでの蓄積の何倍もの成果が現われることでも誰しも感じていることでしょう。
どちらの現象が現れるにしても、いずれも小さな蓄積が結果として一気に現れてくるのが、自然界の自然な流れです。
それを踏まえた上で、今の言動、アクションを常に感じておくことが大切ですね。
何気ない一言や一挙手が、積もり積もって結果を生み出します。
今だけは、こんなことくらいで。。。は決して考えてはいけないことでしょう。
どんな些細なことでも全てが結果に繋がっていることを、ぜひ認識してくださいね。
どんな世界でもそうですが、たとえば分水嶺でどちらに転んでもおかしくない状況などは特に、ほんとにミクロの世界のわずかな違いで、全く正反対の結果が噴出してくることはよくあることです。
小さなことほど意識しなくても、夢に向かうものとして自然に醸し出されるように、思考習慣、行動習慣にしておくことです。
その都度、いちいち思考で考えていては疲れてしまうだけですからね。
急に世界が変わる現象は当たり前に起きても、今のアクションだけで世界が変わることはありません。
世界は全ての人の中と繋がっていますが、これは自分自身の中を変えていくことも同じですね。
一瞬は変えられたとしても、多くはいつの間にか習慣に戻されています。
それを変えていくには、閾値を超える発想や蓄積がとても大切なことになります。
一気に世界は変えられなくても、目の前のひとつのアクションは、その気になりさえすれば自由に変えられます。
それを世界が変わるまでやり続けることができれば、世界は必ず変えられます。
一人の小さな蓄積も、誰にも蓄積できないほどのものにしていけば、世界が一気に動き出す瞬間に繋がっていきます。
目の前の自分自身の言動をコントロールできれば、あなたは世界を創造していくことができます。
これほどワクワクする楽しみはないでしょう。
あなたに授けられた才能、能力には、必ずその可能性があります。
せっかくの与えられた生、人生ですから、その辺りを目指して時間を全うしてみたいですね。
スティーブ・ウォズニアックさんの言葉をいくつか紹介します。
僕はオープンという考え方がすごく好きだ。オープンは世界を変える。
ローマは一日にして成らず、あなたのアイデアも形にするには時間がかかるかもしれない。
でもまずは最初の一歩を踏み出そう。結果は必ずあとからついてくる。
若い頃はごくごく限られたパーツからゲームやマシンを作ったりした。
そのうち本に書いてある以上のことができるようになった。
前よりも少しずつ良い状態にしていくということがイノベーションの原点だと思う。
アイデアを思いついたら、まず自分自身でビルドせよ。
それが脳を鍛え、イノベーションへとつながる。
ときどき、ただの問題解決をイノベーションだと勘違いしている人がいる。
イノベーションにとって大切なのは知識よりもモチベーション。
もっと知りたい、もっと良くしたいという情熱がなければイノベーションは起こらない。
(浜本哲治)
Apple I Wikipediaより