カール・ベンツの名言 Karl Friedrich Benz

カール・ベンツ(Karl Friedrich Benz)Wikipediaより

発明することの方が、発明したことよりもずっと面白いことだ。

カール・ベンツ Karl Friedrich Benz

ドイツのエンジン設計者 自動車技術者 メルセデス・ベンツ創業者 1844〜1929
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界では常に夢の途中であるのが自然なように、過程を愉しむことが自然であり、過程の中にしか幸せはありません。

何かがひとつ出来上がったら、まず間違いなくさらに上のレベルが見えているはずです。

もっとこういう風になったら、さらに洗練されるというものが見えてきます。

そのイメージに近づけていくことが、その過程が愉しいこと、面白いことです。

人間界は長く、また今でも、例えばこの地点、領域に到達できれば「楽」になるというような幻想を持ち、持たされてきています。

そこにたどり着くためであれば手段や過程は問わないというような、発想さえ持ち、持たされている傾向にもあります。

そしてどこへ辿り着いても満足することなく、さらに何かに追い立てられてしまい、どこまでも幸せを追いかけて、幸せを感じることもなく彷徨い、ストレスを溜めるばかりになっています。

これでは人間界の不要な病は決してなくなることはないでしょう。

現にどんなに人間界の医学、科学が進んでも、病は減るどころが増え続けていますからね。

もっと、表面的なことや技術的なこと、テクニックやノウハウではなく、自然界の本質的なメカニズム、根源を人間界は知り実践していくことが必要でしょう。

自然界の本質を正しく知っていけば、チャレンジと無理をすることの違いももちろん、無理をすることが意味のないこともわかります。

今の中にこそ幸せはあり、他のどこにもないことも理解できるでしょう。

夢を目指して、進化、洗練を目指して精一杯の最高のチャレンジをする今が大切なことを実感、実践できるようになれば、人生はあっという間に素敵なことばかりの毎日になります。

自然界で生きることは、本来愉しいことばかりです。

自然からかけ離れていくと、それを実感できなくなります。

どんな知識を学ぶことより、まず自然界がどういうところか、そこの本質、メカニズムこそをまず学ぶことです。
子どもたちにも伝えていくことです。

人間界は今、生活が自然から離れすぎている状態になり、さらに自然とは何かを学べる場も、伝えられる人も少なくなって。

まるでスポーツやゲームで、そのルールを知らずにゲームをして面白さが全くわからないのと同じような状態で自然界を生きています。

自然界で過ごすことが愉しく感じられないとすれば、全てはそこに原因があると考えて間違いありません。

愉しく、面白くないと感じていたら、必ずどこかが自然からズレています。

それをそのままにしていると、自然界では心身の病になってしまいます。

そして自然に沿っていけば愉しく、面白いだけでなく、才能、能力も遺憾なく発揮できるものです。

ぜひせっかくのあなたの素晴らしい才能は、最高のポテンシャルを発揮できる、あなたの中の自然な環境を整えてあげてください。

決して、その発揮ができるかどうは外の環境の影響ではありません。

外の環境がどんなに望ましいものでなくても、自分の中の自然な環境さえ整えば、自然に能力は発露していきます。

(浜本 哲治)

1885年に製造されたパテント・モトールヴァーゲンの複製 Wikipediaより
1885年に製造されたパテント・モトールヴァーゲンの複製 Wikipediaより

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