ライト兄弟の名言 Wilbur & Orville Wright
今正しいことも、数年後間違っていることもある。
逆に、今間違っていることも、数年後正しいこともある。
ライト兄弟 Wilbur & Orville Wright
米国の動力飛行機の発明者 世界初の飛行機パイロット 1867〜1912 1871〜1948
今の常識が10年後、100年後の常識であるとは限りません。
これは10年前、100年前には常識だと思われていたことが、今では非常識だと考えられていることがたくさんあることを見ても明らかなことですね。
どんなに多くの人がそれに沿っていたとしても、それが非常識になってしまうことはあります。
あるというより非常に多いと言った方がいいでしょう。
事ほど左様に人間界の常識と言われているものに囚われることは、可能性を狭めてしまうことです。
今から過去を振り返ってみると、どうしてあんなことに囚われていたのかと客観視、俯瞰視できて不思議に思えることを、その地点では当事者であったり、視野が狭くなっていて、不思議にも不自然にも感じていないことは多いでしょう。
また人間界の特徴としては、常識から常識への移行も、不自然から不自然に向かう傾向は、自然から離れすぎている現代では強まっている傾向にあります。
夢を実現する、進化を実現するということを考えると、人間界の不自然な常識に囚われるということは可能性をとんでもなく狭めることになりますから、非常に高確率で実現が難しいということになります。
自然界での夢や進化を確実に遂げていくためには、やはり自然に沿うことに基準を置くことです。
常識か非常識かで考えるのではなく、自然か不自然かで感じ、考えることです。
これができていくと可能性がどんどん広がり、夢の実現、進化がどんどん進んでいくことを実感できるようになります。
ライト兄弟の飛行も、科学的には不可能だと言われたことを実現していったわけですが、人間の科学で解明されていることでさえ、それが全てではありません。というより解明できていることの方が少なく、ごくごく僅かなことしか人間は知り得ていないと考えた方がいいですね。
そういう中で可能性を最大限に活かしていくには、過去や今の囚われやこだわりをできるだけ手放していくことです。
自然界では、わずかな差が大きな違いを生み出す世界です。
どこに可能性が潜んでいるか、チャンスが隠れているかわかりません。
囚われが多くなるほどに、それは見えづらくなっていきます。
何が自然かを知っていくことも、どこまでも奥深いものです。
どうぞ知り得た自然に沿って、可能性やチャンスが大きく広がるフィールドで、あなたの才能を活かしていってください。
10年後、100年後に多くの人の幸せを実現する創造が、あなたの脳の中から今日生まれてくるかもしれませんね。
(浜本哲治)
ノースカロライナ州キルデビルヒルズの砂丘における初飛行(1903年12月17日)操縦者はオーヴィル。横にいるのはウィルバーで、離陸滑走の間、地面に触れないように支えていた翼端を離している。この飛行を見ていた観客はわずか5人であった。Wikipediaより