山本 有三の名言 Yuzo Yamamoto

山本 有三(Yuzo Yamamoto)Wikipediaより

たったひとりしかいない自分の、たった一度しかない人生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないではないか。

山本 有三 Yuzo Yamamoto

大正〜昭和の小説家 劇作家 政治家 1887〜1974
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


誰にでも一度しかない今生の人生です。
もちろん誰の人生でもない自分自身の人生です。
誰にも代わってもらうことはできません。

時間制限、タイムリミットの必ずある、自然界のこの一度きりの人生を充実させたものにしていくには、期限を明確にして、その時までに辿り着きたい場所、領域を明らかにして、そこを目指してチャレンジする人生にすることです。

すべて流れに身を任せることは楽で、自ら人生を切り拓いていくことは苦労が絶えないことだと考えがちですが。

楽なのと愉しいのはまったくの別物です。

楽であっても、自分の意に沿わない心が良しとしないことは、不自然なストレスがどんどん蓄積されていきます。

これがやがては心身の健康を蝕むことにもなります。

また人間の場合、流れに流されるのは多くの場合、人間界の流れに乗ることですが。

その人間界の流れが自然界の流れと逆行していることが多く、必然的に自然界の産物である人間の脳には不自然なストレスになってしまいます。

これを自然界の流れに乗っていけば、楽で愉しい人生にしていくこともできますね。

楽なのも愉しいことも、全くのストレスなしでは実現していきません。

重力、引力がないと、自然界の存在が健康に生きられないのは、自然なストレスが必要なことを物語っています。

人間界ではこの自然なストレスが、いつの間にか不自然なストレスになってしまっていて、自ら苦しむことになっています。

大切なことは人間界の不自然な流れ、ローカルルールなどを知ること、沿おうとすることではなく、自然界の大きな自然な流れを学び、知ってそれに沿っていくことです。

大河のゆったりと見えて、それでも確実に速く流れている流れが自然界の流れです。

人間界での人生は、その大河に突き出た岩が、逆流を起こしている流れの中で終わるようなものです。

わずか数十年、百年に満たない短い人生です。
自分を生き切ったという人生にしていかないと、本当にもったいないです。

あなたの脳、心は自然の流れを知っています。キャッチしています。
その流れに飛び込んでいくことが大切ですね。

その自然の流れに乗った心地良さと、自然のストレスで磨かれていく愉しさを存分に感じられる人生にしていってください。

自然を知ることで、自然に沿っていくことで、すぐにでもできることですね。

(浜本 哲治)

東京都三鷹市の旧邸宅は三鷹市山本有三記念館(三鷹市指定有形文化財)として一般公開されている。Wikipediaより
東京都三鷹市の旧邸宅は三鷹市山本有三記念館(三鷹市指定有形文化財)として一般公開されている。Wikipediaより

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