ジャン・アンリ・ファーブルの名言 Jean-Henri Casimir Fabre

ジャン・アンリ・ファーブル(Jean-Henri Casimir Fabre)Wikipediaより

現実は常に公式からはみ出す。

ジャン・アンリ・ファーブル Jean-Henri Casimir Fabre

フランスの生物学者 昆虫の行動研究の先駆者 1823〜1915
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これぞ自然界の醍醐味ですね。

無限に進化し続けられる可能性を持っているのが自然界です。

公式の範囲内で過ごしていくこともできますが、人間の解明できていることの中だけで過ごしていこうとすることは、地平線、水平線の彼方の見えない範囲まで自由に使って遊んでいいよ。と言われているのに、自分の周り1メートル四方にロープを張って、頑なにその中だけで遊ぶと言っているようなものでしょう。

もちろんそれは自由ですが、せっかく無限の可能性の中で、限られた時間しか与えられない人生を過ごすわけですから、できるだけ広く、大きくフィールドを使って、まだ誰も見たことのない場所を、こんなところもあるよ。と多くの人に知らせてあげるのも愉しいものでしょう。

人間界で、現実的に。という時は、この1メートル四方で遊ぶことを半ば強要する時に使われますが、それは現実ではないでしょう。

無限の可能性があるのが現実です。

現実的に考える、過ごすというのは、無限を感じながら、無限にチャレンジしていくことを表現することに使った方がいいかもしれませんね。

自然の産物である人間の脳は、自然界の現実、自然と同調していますから、常に進化を感じることを最高の歓び、刺激として感じ、それがなくなると、大きな不自然なストレスを感じてしまうようになっています。

どんなに楽しい、刺激的なことでも、変化のない同じことの繰り返しでは、やがて飽きてしまい、退屈になってあくびが出てしまい、さらに続けばイライラが募るようになって、さらにその先には、ストレスを抱えたまま諦め、慣れという領域に入ってしまいます。

こうなっていかないためには、ほんのわずか、1ミクロンでも進化を感じていくことです。
自分の過ごす領域、視野を広げていくことです。

それには、地平線、水平線の彼方には何があるのかわかりませんから、見える範囲でターゲットを決めて、そこに辿り着けるようにチャレンジを開始すること、自分の枠から出ていこうとすることですね。

ぜひあなたの脳、才能には、自然界の自然、当たり前、常識である、無限の可能性があることを感じさせ、そのフィールドに立たせてあげて、そこからの刺激を送り込んでください。

これが自然ですから、見事に才能も脳も違う反応を見せてくれますよ。

思考で小さな檻にあなたの素晴らしい才能を、どうぞ閉じ込めてしまわないでください。

これまでに紹介したジャン・アンリ・ファーブルさんの名言です。

(浜本 哲治)

ナダールの撮影によるジャン・アンリ・ファーブル Wikipediaより
ナダールの撮影によるジャン・アンリ・ファーブル Wikipediaより

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