ジョン・モルガンの名言 John Pierpont Morgan
どこかにたどり着きたいと欲するならば、今いるところには留まらないことを決心しなければならない。
ジョン・モルガン John Pierpont Morgan
米国の5大財閥の1つ・モルガン財閥の創始者 1837〜1913
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
歩くにも、片足を離さずに前に進んでいくことはできません。
自然界の原理としては至極当然のことなのですが、意外と今のところにいながらに、新たな場所にたどり着こうとしていて苦悩しているケースは多いものです。
そして今持っているものを手放せば、意外に色んなことがすんなりと進んでいくことも、とても多いですね。
ぜひ両手いっぱいに抱えながら、さらに何かを掴もうとはしないようにしてください。
無意識のうちに、何の疑問も持たずにそうしていることが多いことに気づいてください。
夢に向かう過程で、夢の実現に大切な役割を果たしたものであっても、苦労して掴んだものであっても、成長、進化のため、夢の実現のためには手放す必要のあるものはたくさんあります。
また、チャレンジしてたどり着いた領域は居心地もよく、離れたくないと考えてしまうものでしょうが、自然界の環境も常に変化していますから、そこに留まりたいと考えたとしても、いつまでもそこに居られるわけでもありませんし、その場所、レベルなどを維持をしようとしてしまうことは後退してしまうことに繋がっていきます。
大切なことは、常に前を見つめて、さらなる高みを目指して前進し続けることです。
その進む道に終わりはありません。
人生のタイムアップを迎えるまで、どこまでも遠くまで、高みまで到達できるようにチャレンジしていくことです。
終わりのない道を勝手に終わらせて、留まってしまっては人生の醍醐味を味わえません。
人間の脳は常に新鮮な刺激を受け続けていなければ、また成長、進化を感じ続けていなければ退屈にもなりますし、不自然なストレスを溜め込むことにもなってしまいます。
ぜひ最期の瞬間まで、より遠くへ、より高みにたどり着けるようにチャレンジし続けてください。
たどり着けることより、たどり着こうとチャレンジすることに意味があります。
人生を最高に愉しむ大切な秘訣ですね。
(浜本 哲治)
J・P・モルガン・ライブラリー・アンド・アートミュージアム。Wikipediaより