ジョルジオ・アルマーニの名言 Giorgio Armani
私はニセモノが嫌いだ。
見せかけの真実は見たくない。
ジョルジオ・アルマーニ Giorgio Armani
イタリアのファッションデザイナー 1934〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
これはあらゆる才能、愛、夢の追求に必要なことでしょう。
本物とは、大切な人の幸せの実現のために、個性を究極まで洗練させていくことです。
誰かの借りものでは、もちろん本物とは言えませんね。
先人が開拓してきた範囲の中で満足しているのも、本物とは言いがたいでしょう。
もちろん虚飾、脚色は論外ですね。
自分にしか開拓できない領域に踏み込んでいけてこそ、本物の領域の才能、愛、夢と言えるものになります。
無限の可能性がある自然界では、ほんのわずかな違いが大きな差を生み出しますが、同じような能力の領域でも、必ずそれぞれの個性でしか到達できない領域があります。
そして多くの場合、個性的な領域を、何かを付け加えることで実現していこうとしてしまいがちですが。
これではなかなかどこまでも深く掘り下げられる独自の境地には至れません。
付け加える方向では、ベースになるものの上に乗っているだけですから、早々に行き詰まってしまう可能性が高いですし、永遠に独自の本物の領域に到達できないことも充分に考えられますね。
個性を発揮していくためにはどこまでも洗練させていくこと、削ぎ落とし、本質、自然にどこまでも近づけていくことで、本来の個性が際立ってくるようになるものです。
今世の中に創造されたものでも、本質に向けて捉えてみると、まだまだ洗練させていく道は無限にあるでしょう。
もちろん今現在では人間が知り得ていないことも、無限と言っていいほどにありますから、そういうものを発見していくことも必要になりますが。
単純に考えても、もっとシンプルにできるのではないかというものばかりと言ってもいいでしょう。
どうぞあなたの素晴らしい才能、夢、愛で、あなたにしか到達できない境地まで、あなたの才能、夢、愛を研ぎ澄ましていってください。
それこそがあなたの真の姿、あなたの本物です。
そして洗練、本物の追求には終わりはありません。
生涯の時間すべてを使ったとしても、実感としては、きっと入り口付近という感覚でしょう。
それでも未来の子どもたちに託せる、本物の追求には大きな価値があります。
ジョルジオ・アルマーニさんのこんな名言もありました。
洋服一枚一枚が歴史の瞬間を表現している。
ジョルジオ・アルマーニの名言
僕のメッセージは、あくまでもジャケット、スカート、パンツに込められているんだ。
ジョルジオ・アルマーニの名言
(浜本 哲治)